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「お前に任す」と言われる日まで、一生懸命仕事を覚えたい 宮平 充((農)岩井戸農産:能登町)

就農しようと考えた理由

 20年ほど住んでいた金沢からUターン。なかなか新しい仕事が見つからず、社長にお願いしたところ快諾をもらい入社することに。さらに幸運なことに、雇用事業を活用して1年間勉強しながら仕事ができることになったのです。本格的な経験はありませんでしたが、実家が兼業農家で祖母宅には畑がある環境で育ちよく手伝いもしていたので、あまり不安はありませんでした。

現在担当している内容

 15人いる社員で分担しながら山間に散在する78haに水稲を作っています。4年目ともなると作業の内容と手順を把握できるようになりました。当日、1週間後、1カ月後の段取りが頭に入っているので、その日の天候や現場の状況を見て親方や社長と相談しながらその日の作業内容を確定し田んぼに向かいます。冬になると田んぼでの作業ができないので、主に菌床しいたけの収穫や選別を行っています。

将来の目指している農業

 今はとにかく一生懸命仕事を覚えることしか考えていません。先輩方の何気ない雑談にも作業のヒントが隠れているので、アンテナを高く張って情報を集め、頭に入れておくことにしています。どこまで農業を極められるのかは自分との戦い。「まだまだ」という気持ちを忘れないで体が動くうちは負けずに頑張りたいです。

 よく聞け、よく動け、よく見ろ。そして失敗を恐れるな。一生懸命やる人は何をしても一生懸命。どんな仕事も同じだと思いますが、特に農業は自然相手の大変な仕事。ひたむきさは必要だと思います。

「できない」では務まらない

 幼い頃から農業が身近で、(農)岩井戸農産で働き出してからも作業内容や工程が少しは想像できたので助かりました。水稲は手抜きをすればすぐに結果が出る作物。収量に影響があるため、どうしても気になって田んぼまで走って見に行くことも。それくらいシビアにやらないといけない仕事です。でも、面白みもあります。それは変化があること。田んぼの土はやわらかさも凹凸具合も毎年違い、去年と同じ方法では平らになりません。これまでの経験や先輩達のアドバイスから自分なりのやり方を考えて実行してみることの繰り返し。常に考えることが必要で気が抜けないので飽きないのでしょうね。
 今の目標はトラクターや田植機、コンバインのオペレーションも含めて技術をより高めること。先輩達から「お前に任せるわ」と言ってもらえるようになりたいです。菌床しいたけの栽培は初めての経験でしたが、分からないことは聞いて覚えました。農事組合法人の一員として「できない」では務まらないという気持ちで臨んでいます。
 雇用事業の研修生として週に一度通わせてもらったいしかわ耕稼塾は、とても勉強になりました。習った専門用語がすぐに仕事で役立ちましたし、農業を志す年下の人達とも話ができ刺激を受けました。その時は必要ないと思ったことも、意外な時に田んぼで役立つので、今になって貴重な時間だったと感じています。

研修内容・改善点・事業の成果・今後の方針など

 研修中の1年間は先輩社員と一緒に行動し、作業の流れや詳細を手伝いながら覚えてもらいました。当社は旧柳田村の34集落すべてで田作りをしており、一番遠い所だと車で往復40分かかります。田んぼの場所を認識するのも一苦労なのですが、宮平さんは覚えが早く4年目の今はもう任せてもいいくらい成長。なんでも熱中して取り組む性格の賜物でしょう。私達のような中山間地域では年に約2haずつ耕作地が増加しており、宮平さんの加入で労力と効率がアップしたことは間違いありません。今後は2カ所位拠点を作ってスタッフを置き、農地拡大に対応できたらと考えています。

研修中の教育方針、方法、工夫など

 作業開始前は毎朝30分のミーティング。終了後は今日の報告や相談などを行うようにして社内のコミュニケーションを活発にしています。そして若い人が「こうしたい」と熱意を持て提案してきたことなら、なるべく実行できるようにしてやる気を削がないようにも気を付けています。当社の平均年齢は45歳。若い人の活気がまた若い人を呼ぶのかもしれません。毎年収穫が終わってからその年の反省点を出し合ってみんなで検証。次の年の米作りに備えます。そういったプロセスからもの作りのおもしろさを分かってくれたことが、定着の理由かなと思っています。

研修生へのエール

 例えばミニトマトの茎葉を見て栄養が足りない、水が多いなどその状況が分かるようになって欲しいです。作物のことをもっと知っていれば、さらなる成長に繋がるはず。将来的にはこれから入社してくる後輩に技術を教える役割も担って欲しいので、人を動かす勉強も頑張ってください。

農事組合法人 岩井戸農産
◆代表者名/棚田 昭男
◆連絡先/鳳珠郡能登町黒川38号37番地
◆経営概要/水稲78ha、水稲育苗25,000枚、農作業受託3.6ha、乾燥調製3.8ha、菌床しいたけ5万個、ミニトマトほか17a
 

 

宮平 充((農)岩井戸農産:能登町)【PDF:1485KB】

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