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得意を生かして六次化や直売など農業の可能性を広げていきたい 桑原 知道(谷内 浩二:羽咋市)

就農しようと考えた理由

 18年間会社員として働いていましたが、20年、30年先を考え一生できる仕事をしたいと考えるようになりました。そんな時、10代の頃からアルバイトなどで経験があった農業なら長く働けるだけでなく、ITを始めとするこれまでの社会人経験で培った自分のスキルを生かして役に立てることがあるのではないかと思い、中学校以来の友人である谷内さんに相談。一緒にやろうということになり、まずは研修生として農業の基本から勉強させてもらうことになったのです。

現在担当している内容

 平成23年9月、谷内さんと2人で合同会社Red Earth Companyを設立。現在は代表の一人としてHPやネットショップの運営・管理を担当しています。もちろん、畑での作業も行います。自分が育てた作物でないと自信を持って販売できませんから。お客様と直接やり取りをすることが多いので、パソコンの前ではいつも緊張していますが、畑に出るとすべて忘れ作業に没頭します。この環境が気持ちの切り替えになって常に新鮮な気持ちで仕事ができています。

将来の目指している農業

 現在、米と野菜のネット販売を行っており、今後は個々の作物のクオリティをもっと上げてお客様が喜んで買ってくれるような商品を増やしていきたいと考えています。そのために、六次化や直売などにも積極的に取り組んでいくつもり。寮を完備して県外からも人を受け入れ、アルバイト感覚で農業を経験できるようにしたいというプランもあります。農業を通して人の交流が深まれば、私たちにとってもまた新しい発見や気づきが生まれるかもしれません。夢は尽きませんが、足元をおろそかにせず3年後位を目標に一つずつ形にしていければと思っています。

 まず言えるのは好きじゃないと続かないということ。最初の1〜2年は余裕がないでしょうが、その後どう自分なりに喜びを見出すかが重要だと思います。私の場合はお客様に作物の味をほめてもらうと本当にうれしくて、「もっとおいしいものを届けたい」という気持ちになりどんどん農業が楽しくなりました。

畑100%ではない農業人

 この年齢になって農業の世界に飛び込んだ一番の動機は、社会人を経験してきた今の自分にこそできることがある仕事だと感じたから。経費圧縮、合理化、インターネットの活用といった現代社会で当然のように行われていることが農業についてはまだ改善点がたくさんあると感じ、その点で役に立てると確信したのです。そういった意味で私は1日中畑に出て作物の世話をする農業人とは少し違うかもしれません。もちろんこれは、経験豊富な谷内さんがもう一人の代表として生産管理を引き受けてくれるからこそできることですが、これからは私達のようにお互いがそれぞれの得意を持ち寄って農業をするという形があってもいいのかなとも思っています。
 2年近い研修期間があったおかげで農家の仕事全体を自分なりの視点で捉え、考えることができました。会社員時代は自分1人で考えて動くことが当たり前でしたが、農業は自然が相手。みんなで力を合わせないと何もできません。真剣に取り組めば取り組むほど、自分の力が微々たるものだと思い知らされます。だからこそ、最新の情報を教えてくれる友人のエンジニアやよりおいしいものを作れるよう工夫し指導してくれる谷内さん、そのほか関わってくれるみなさんに感謝しながら、教わったことをうまく橋渡しして形にしていくのが私の役目だと感じています。

研修内容・改善点・事業の成果・今後の方針など

 仕事に夢が持てたこと、チャレンジする気持ちが生まれたことが一番の成果。私の家は昔ながらの家族経営の農家で、父や母も歳をとってきて人手不足のうえ、資材の値段は上がるのに商品の価格は下がる一方と問題が山積み。ネット通販や直売の話も聞くけれど、何をどうしたらいいか分からず「いつまで農業ができのるかな」という不安を抱えていました。そんな時に、桑原さんが新しい風を吹かせてくれたのです。HP開設やネット通販を初めてくれたおかげで直売の道ができ、お客様の声から栽培品目を増やすなどの意識も生まれました。今後は直売所の開設なども考えています。

研修中の教育方針、方法、工夫など

 最初からいずれ2人でやっていこうという気持ちで入ってもらったので、畑での作業を覚えてもらう傍ら、これまでまったく手を付けてこなかったHPやネット通販の準備を進めてもらいました。日々の作業に追われて効率などあまり考えていなかった点についても彼の提案通りに作業方法を変えてみたところ、時間や経費が抑えられ今までどれだけムダが多かったかを思い知らされたことも多々ありました。これまではただがむしゃらに農業をしてきましたが、合同会社設立、ネット通販など夢にも見ていなかったことが現実になって、人のありがたさや繋がりの大切さを実感しています。

研修生へのエール

 最初は研修生と受け入れ農家という立場でしたが、いろいろなことを学ばせてもらったのは実は私の方ではないかと思っています。今は仕事のパートナー。これからもお互いの能力を認め合って笑顔を絶やさず会社を運営していきましょう。頼りにしています。

谷内 浩二
(合同会社 Red Earth Company 平成23年9月〜)
◆代表者名/谷内 浩二
◆連絡先/羽咋市柴垣町16-67-2
◆経営概要/水稲6.5ha、すいか3.2ha、大根20a、キャベツ80a
 

 

桑原 知道(:谷内 浩二:羽咋市)【PDF:1562KB】

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