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確かな技術を身に付けて、会社とともに自分も成長したい 安原 直樹((農)河北畜産:かほく市)

就農しようと考えた理由

 大学で学んだ生物学や農学を生かせる仕事を第1希望に就職活動を開始。職種を絞らずさまざまな企業を検討しましたが、あまり興味を持つことができませんでした。そんな時に(農)河北畜産の募集を知り、会社を訪問。大学で関連する勉強はしていましたが、生産現場を見るのは初めてのことで、楽しそうに働いている先輩方やかわいい豚を見ているうち、生き物に接する仕事への想いが大きくなり入社を決めました。

現在担当している内容

 2年目の現在は主に繁殖を担当。背中の脂肪の厚さといった体形を管理することで発情のタイミングを見極め、交配を行います。農場の出荷数を左右することなので、交配率を計算し豚の様子を観察しながら慎重に進めます。その他、えさやり、掃除、出荷、豚舎の修繕など社長を含め4人のスタッフで何でもこなします。掃除が行き届いていなければ豚の健康に影響が出て繁殖もうまくいきません。豚舎の仕事はすべてが繋がっているので、協力して行っています。

将来の目指している農業

 さらに勉強してまずは繁殖率100%を目指し、養豚全般の技術を高めていきたい。そして、豚舎の環境や設備の管理など細かいところにも気を配り、他の人からも認めてもらえる農場にしたいです。そういう気持ちで毎日の業務に取り組んでいれば、自然と会社の売り上げも伸びるはず。20年、30年先も(農)河北畜産で養豚ができるように技術と経営の両面で会社を安定させ、いずれは自社のことだけでなく、石川県さらには日本の養豚が栄えるように力を尽くしたいと考えています。

 今日は問題がなくても明日は分からないのが生き物相手の仕事。人間にとっては些細なことでも豚にとっては命に関わることもあり、一日として同じ状況がないのが養豚の楽しいところです。経験を積みながら常に勉強して技術を高める努力が求められ、自分自身も成長できる環境も気に入っています。

研修で知った農業の奥深さと楽しさ

 (農)河北畜産は社長も含め4名で年間約3400頭の豚を出荷しています。気を付けているのはすべての作業を丁寧に行うこと。特に豚舎の運営はスタッフの協力で成り立っているので、自分の受け持ち現場以外の状況まで常に気にかけ一歩先を読んで動かないと、仕事が滞ってしまいます。段取り通りにその日の業務が終了するとホッとするのと同時に、少しは仕事の流れが分かってきたのかなとうれしくなります。
 養豚の仕事に就いてから、「食べる」ということに関して考えが変わりました。愛着を持って育てた豚の命をもらって私たちは命を繋いでいる。その最前線にいる者として、豚肉に限らず食事の時には心からありがたいと思うようになりました。
 当社は決して大きな会社ではありません。しかし、寮が必要だと言えば建ててくれたり、思う存分仕事ができるようにと5分残業してもきちんと給与に反映してくれたりと、従業員をとても大切にしてくれます。この会社でいつまでも養豚ができるよう、技術を磨き収益も確保できる理想的な豚舎にしていくのは私たち若手の役目だと思っています。

研修内容・改善点・事業の成果・今後の方針など

 初めて話をした時「畜産がしたい」という意欲を感じたので、継続雇用を念頭に研修に来てもらうことにしました。最初は横についてもらって一緒に作業をし、約半年後から交配を手伝ってもらい少しずつ仕事に慣れてもらいました。現在では交配に関する一切の業務を任せており、交配率も徐々に上がってきています。安原さんが頑張ってくれるおかげで若い社員が増え農場が活気づきました。将来的にはあと1人社員を増やし、会社全体を牽引する力となってくれることに期待しています。

研修中の教育方針、方法、工夫など

 (農)河北畜産の将来を支える人材として長い目で育てようと思っています。心がけているのは、叱る、ほめるのメリハリをつけること。教える人のタイミングではなく、本人の動きに合わせて指示やアドバイスをするようにもしています。さらに残業に対しては例え短い時間でも計算して支払いをしています。きちんと仕事をしようという意欲に応えるためには待遇面での満足も重要な要素だと考えています。

研修生へのエール

 誰の意見でも素直に聞き、すぐに挑戦してみるのが安原さんのいいところ。その気持ちを忘れずにいてください。現場での仕事が完璧にできるようになったら、細かいところまで気を配り問題点を改善しながら、農場全体を管理できる人へとステップアップしてくれることを願っています。

農事組合法人 河北畜産
◆代表者名/沢野 明久
◆連絡先/かほく市鉢伏ホ22-1
◆経営概要/繁殖母豚 170頭
 

 

安原 直樹((農)河北畜産:かほく市)【PDF:1694KB】

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