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結果はすべて自分の責任。だから農業はおもしろい 林 公一郎((農)蓮だより:金沢市)

就農しようと考えた理由

 河北潟干拓地で農業をしている同級生がおり、よく休日に手伝いをしていました。ちょうど会社員としての今後に不安を感じ、自分で何かやりたいと考えていた時期だったこともあり、自然に囲まれてきれいな空気の中で仕事ができる農業をやってみたいと思うようになりました。友人に相談したところ、設備投資が少なく一人で始められる作物としてすすめられたのがれんこん。研修先として河北潟干拓地の(農)蓮だよりを紹介してもらい、農業をしたいという想いを伝えたところ、受け入れてもらえることになりました。

現在担当している内容

 (農)蓮だよりで1年間研修した後、河北潟干拓地で農地を取得し独立しました。現在は1haの畑でれんこんを作っています。栽培から収穫、出荷まで一人で行っているので、作物のでき具合や売り上げなどすべての結果が自分の責任というところが大変ですが、同時にやりがいも感じます。夏は朝5時、冬は朝7時から長い時で6時間胸まで泥に浸かってれんこんを掘り、1日平均100kgを出荷しています。

将来の目指している農業

 形が良くおいしいれんこんを作るためには、地面をやわらかくする必要があります。私の畑はまだ地面が固いので、これから数年間かけて研修していた(農)蓮だよりを目標に土作りをしっかりやろうと思っています。そして形も味も納得できるものが収穫できるようになったら、あと1枚(60a)畑を増やすつもり。人を増やして規模を拡大するという気持ちはなく、自分の手でできる範囲でれんこん作りを続けたいと考えています。

 農業は、一人で黙々と作業をすることや屋外での仕事が苦手な人には向かないかもしれません。でも、苦労して世話をした作物が実り、収穫を迎える喜びはやった人にしか分からないこと。今は物心ともに国の支援もしっかりしているので、少しでもやってみたいと思うならぜひ挑戦してください。

責任の重さがやりがい

 農業に対する想いはあったものの、研修当初はれんこんを作るということに対してぼんやりしたイメージしか抱くことができず甘さもありました。(農)蓮だよりの川端さんは脱サラしてれんこん農家になった人で、味を追求して栽培方法を工夫しながら東京のレストランに直接出荷するなど販路開拓も積極的に行う気鋭の若手。私もいいものを作ろうという情熱に刺激を受けました。また、ロスを少なくする工程など作業の一つひとつがとても勉強になりました。おみやげにともらったれんこんを食べて、「こんなおいしいれんこんが作りたい」と具体的な目標が持てるようにもなりました。(農)蓮だよりが研修先で本当によかったと感謝しています。
 会社員時代と農業を始めてからでは責任感がまったく違います。作物の質も収入もすべては自分の頑張り次第。でも、苦労すればするほど必ず手応えがあるので挑戦し甲斐がある。今は「仕事が楽しい」と胸を張って言えます。貴重なアドバスをくれる先輩方に助けられ、河北潟干拓地で新規就農した同年代の人が張り合いになってくれているおかげで、農業人として充実した日々を送っています。

研修内容・改善点・事業の成果・今後の方針など

 れんこんの知識を身に付けてもらうためにとったのは、見せて教える方法。約2カ月間出荷場で作業をしながら、れんこんの特長や性質、使える部分の判断方法、見た目で良品を選別するノウハウなどすべてを把握してもらい、そのうえで畑に出て自分で考えながら収穫作業をしてもらいました。これまですべて自分で行っていたことを手伝ってもらえるようになったことで畑を離れていろいろな人に会う時間ができ、企業と共同での商品開発や加工品の販売が現実化。私たちとしてもステップアップする良いきっかけ作りができました。

研修中の教育方針、方法、工夫など

 「背中を見て覚えろ」という根性論ではなく、効率のよい方法を伝えました。これからは日本だけでなく世界に目を向けて切磋琢磨する新しい農業をする必要があると考えているからです。私も脱サラして農家になったので林さんの苦労が痛いほど分かるだけに、言ってあげれば楽だと思うこともグッと我慢して、独立してから困らないように自分で考える力を養えるよう努めました。

研修生へのエール

 独立して農業を始めれば仲間。お互いに学び合いながらみんなで農業をしていきましょう。まだ余裕がないと思いますが、目標を高く持って技術を磨き、いつか自分が教える立場になってみるとまた違う成長があっていいですよ。林さんの研修を通して私が実感したことです。

農事組合法人 蓮だより
◆代表者名/川端 崇文
◆連絡先/金沢市才田町乙183番2
◆経営概要/れんこん3.5ha
 

 

林 公一郎((農)蓮だより:金沢市)【PDF:2649KB】

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