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みんなで農業を続けるために自分なりの方法で農園を支えたい 加藤 晴樹((有)くらた農産:白山市)

就農しようと考えた理由

 大学卒業後から勤めていた会社を辞め次の仕事を考える中で、農業も選択肢の一つでした。親の実家が兼業農家で手伝いをしたことがあり、自分が自然の中で体を動かすことが好きだと分かっていたからです。(有)くらた農産と出合ったのは、農業系企業に関する情報集めのつもりで参加した(財)いしかわ農業人材機構主催の合同就業面談会。農場見学、面接と話が進み、週1回いしかわ耕稼塾に通いながら働く雇用事業の研修制度があると知り、受けてみることに。半年間という期限付きだったのも入りやすかった理由です。

現在担当している内容

 畑では他のスタッフと野菜栽培を担当。その他に、配達業務を私一人で行っています。エリアは金沢から旧松任市までで、1日最低でも4件。学校給食や外食産業などさまざまな顧客に野菜を届けます。農業は作るだけでは継続できません。使ってくれる人あっての仕事なので、納品先によって異なる単価や規格を間違えないよう注意しています。また、野菜の生育状況を聞かれてもすぐに答えられるよう畑で作業をする時は農園全体を把握するようにもしています。

将来の目指している農業

 私が入社した2年前に比べ、農地面積も配達先も着実に増えており、(有)くらた農産は今過渡期に入っていると感じています。そんな中で考えるのは、私も社員としてこれからの会社の形作りに貢献したいということ。もともと独立するというビジョンはなかったので、当分は(有)くらた農産に腰を据えて、みんなが安定して農業を続けられるように何らかの役に立ちたいと思っています。

 農業は畑作業一つとっても天候など自分の思うようにはいかないことがたくさんあり、現実を受け止め、起こったことに対応できる力が必要です。その分、大きなやりがいもあります。私は誰もが必要なものを作っていると胸を張って言えるこの仕事を選んで正解だったと思っています。

会社の窓口としてできることを

 午前中は配達、午後から畑作業というのが私のいつものスケジュール。特に配達は会社の代表として顧客と直接やり取りするので、商品についてはできるだけ丁寧に説明するようにしています。また、荷物を届けるだけでなく、他業者が納入した品物を見て今どんなものが出回っているのかを探るといった情報収集も重要な役目。私の行動は即会社の評価に繋がるので、礼儀を守り愛想よくするのはもちろん、使いやすい場所に荷物を下ろすなど誠心誠意取り組んでいます。一見、配送の仕事とは何の繋がりもないような畑での作業や営業をしていた前職の経験が実はとても役立っています。
 配達担当として、今後は生産者と顧客の考えの違いを少しでも埋めていきたいと思っています。店頭に並ぶものではなく、加工用なのに見た目が良くないといって引き取ってくれなかったり、季節外れの野菜の発注があったりすることは珍しくありません。いいものを作り、食べてもらう。これからも農業をするために、自分にできる限りのことをしていくつもりです。

研修内容・改善点・事業の成果・今後の方針など

 研修生といっても作業の内容は同じ。他のスタッフと一緒に畑に出て、実戦の中で学んでもらいました。畑以外での仕事もいろいろと手伝ってもらううち、人当たりがいいところなどから配達に向いていることが分かり、担当になってもらいました。研修の頃はちょうど配達先が増えてきた頃で、加藤さんが商品の仕分けなど細かい点まで引き受けてくれたので要望に応じた納品ができるようになり、さらに注文が増えました。これまでは人は短期雇用することが多く定着率は低かったのですが、自分で考えて行動できる戦力になる人材を育てることの大切さに気付くきっかけになりました。

研修中の教育方針、方法、工夫など

 農業の経験がなかったので、体力的にも最初は続くか心配していましたが、日が経つごとにたくましくなりました。農業は畑で作物を栽培するだけでは生業になりません。みんなで協力するという意味で、加藤さんには畑仕事の他に得意を生かして販売面の仕事を担ってもらいました。

研修生へのエール

 来年度からハウスを増やしてより生産体制を充実する予定です。爽やかで話し上手な加藤さんはこれからの当社を支える大切な人材。栽培面はもちろん、会社の顔としての役割も期待しています。

有限会社 くらた農産
◆代表者名/倉田 久信
◆連絡先/白山市乙丸町5番地
◆経営概要/水稲28ha、大豆78ha、露地野菜(キャベツなど)18haなど
 

 

加藤 晴樹((有)くらた農産:白山市)【PDF:1943KB】

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