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古代米を導入し、収益面を強化。今年からもちに加工(わかみどり営農組合)

集落内の女性の協力を得ながら、ヒメイワダレソウの栽培に取り組んでいる

わかみどり営農組合

Profile

設立平成17年6月
所在地石川県かほく市若緑
農業地域類型中間農業地域
組織形態任意(非法人)
構成員農家17戸
経営類型水稲
耕地面積経営規模19.1ha(水稲19.1ha)
組織の特徴農地はほ場整備事業により作業の効率化を実現。水稲は「コシヒカリ」のほか、古代米の「朝紫」「緑米」を栽培している
運営体制耕起、代掻き、田植え、刈り取りなどは作業可能な組合員が分担
機械装備等トラクター1台、コンバイン1台、ドライブハロー1台、グレンコンテナ3台、側条施肥機1台、田植同時除草散粒機1台、格納庫1棟(平成17、18年度地域農業集団育成事業で導入)
余剰金の分配方法や小作料など分配方法に取り決めなし
その他視察の受け入れ 可能(無料)
講演会等の依頼 不可

チャレンジ精神で新規事業に取り組む

 かほく市若緑区では、平成15年度から実施された県営中山間地域総合整備事業により、農道の拡幅、橋の新設、区画整備が行われた。
 この事業に併せ、地域全体で農作業の効率化・農環境の改善に取り組んだことをきっかけに、営農組合設立の機運が高まった。
 集落全員参加による座談会、アンケートなどを実施し、18戸の賛同を得たことで、平成17年6月、わかみどり営農組合を設立した。
 水稲の農作業受託組織として出発した同組合は、設立時から収益アップに向けて、さまざまな取り組みにチャレンジしてきた。
 平成18年には加賀野菜の一つである源助大根の栽培に乗り出したが、栽培の難しさなどからやむなく撤退した。

地域の景観向上に着目ヒメイワダレソウを栽培

 そこで、地域の景観向上という着眼点で平成19年から始めたのが、稲の育苗ハウスを利用したグランドカバープランツの栽培・販売だ。グランドカバープランツとは、地表や壁面を覆う植物のことで、一般的に知られているのが芝である。同組合では、数あるグランドカバープランツの中から、栽培が容易な「ヒメイワダレソウ」を選択した。
 純白の花を咲かせるヒメイワダレソウは、繁殖力が非常に強く、芝の20倍の速度で地表を覆う。さらに、密集度が高いことから、他の雑草の繁殖を抑制する効果が期待できる。現在はJAグリーンかほくなどで販売しており、今後は中京圏などへ販路を拡大したい考えだ。現状の年間5000ポットの生産量は、増産を計画している。
 また、石川県の花き戦略品目である「切花葉ボタン」についても、育苗ハウスを使わない時期に3000本を栽培している。

古代米を生産健康ブームに乗り人気

 また、収益の柱に成長することを期待して平成19年に導入したのが古代米で、同組合ではもち米である「朝紫」「緑米」の2品種を生産している。
 黒米の一種である朝紫は、ビタミン類やマグネシウム、亜鉛などのミネラルを豊富に含み、抗酸化作用や眼精疲労防止などの効果があるとされる。全国でも生産量が少ない緑米は、亜鉛やマグネシウム、繊維質を豊富に含み、血液浄化や精神安定に効果があるという。
 どちらの古代米も流通価格が高値で安定しており、収量は朝紫が1.8t、緑米が420㎏と少ないものの、収益性に優れていることから、さらなる増産も視野に入れている。
 JAグリーンかほくやAコープなどかほく市周辺で販売しているが、最近の健康ブームに乗り、人気商品として定着しつつある。さらに平成22年度からは、この古代米を粉末にし、もちに加工して販売する予定にしている。

加工施設や直売所の開設も視野に

 近年、地域内できれいな湧水が見つかり、「名水わかみどり」と名付けたところ、この水を求めて若緑を訪れる人が増えた。そこで、同組合では、将来的にこの湧水の周辺に直売所を開設する青写真を描いている。また、若緑には全国屈指の花火工場があることから、「おいしいお米と花火の里」として売り出し、地域おこしにつなげていきたいという夢も膨らんでいる。

わかみどり営農組合(かほく市)【PDF:1.5MB】

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