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大型機械の導入で生産規模を拡大し、採算を確保(農事組合法人時国営農組合)

組合設立時に導入したトラクターは現在でも十分大きな部類に入る

農事組合法人時国営農組合

Profile

設立平成18年2月
所在地石川県輪島市町野町南時国
農業地域類型中間農業地域
組織形態農事組合法人 特定農業法人
構成員農家12戸
経営類型水稲
耕地面積経営規模20.1ha(水稲20.1ha)
組織の特徴集落の7割を一括管理・運営し経営の効率化を実現、生産は水稲のみ。作業日が限られるため、大型機械の導入に積極的。専従者は1人
運営体制出役計画は専任者が単独で作成。機械担当5人、水田管理2人
機械装備等トラクター2台、田植機2台、コンバイン2台、フレールモア1台、籾殻散布機2台、格納庫1棟(平成21年度地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業を利用)
余剰金の分配方法や小作料など配当実績なし(組合時は組合員で均等割)
小作料:11,000~14,000円/10a
その他視察の受け入れ 可能(無料)
講演会等の依頼 要相談

営農組合がそのまま法人化

 時国営農組合は集落内外の12人が平成18年に設立した農事組合法人である。平成10年設立の営農組合とメンバーがそのままスライドする形で発足したため、法人への移行は非常にスムーズだった。
 前身の営農組合は大型機械の導入を前提に組織したものだ。当時、県の基盤整備事業で田んぼの区画が1haに拡大。それまで個人がそれぞれ所有していた小型機械では効率が悪いため、大型機械の共同利用に取り組んだ。
 時国営農組合の構成員は大半が勤め人で、どうしても土日・祝日に作業しなければならない状況にあり、限られた短い時間の中で作業を終えるためにも大型機械の活用が必要だった。

大型機械導入を負担でなく強みに

 経営的に見れば、大型機械の購入は重い負担である。そのため、時国営農組合では能率と生産量を同時に高めることで負担をカバーするのに十分な収益を確保しようと、耕作地の集積に取り組んでいる。
 組合員の農地に加え、集落では過疎化と高齢化が進んでいるため非組合員からの農地の管理依頼も多い。そうした土地がすでに作付面積の3分の2を占めるまで増えていて、今後も増加する見込みだ。
 農地の集積にともない、ラジコンヘリで農薬を散布するほか、平成21年には県内でも最大級となる90馬力のコンバインを導入するなどして、一層の効率化を実現している。

ブランド米出荷を目標に

 時国営農組合は昨年、法人化後の大きな目標だった黒字化を達成し、今年の総会ではわずかだが時給アップを決めた。
 次の目標も既に決まっている。それは自前のライスセンターを持ち、自分たちの育てた米をブランド米として出荷することだ。ブランド化することで単価が上がると同時に、消費者に時国営農組合産がPRされれば組合員たちのやる気と責任感はさらに増す。
 構想はまだまだ広がる。ネット販売はもちろんのこと、観光名所が近いことから販促活動の一環として観光客に試食としておにぎりを配るアイデアも出ている。時国営農組合では「販促はもちろんだが、評判が良ければ観光客の増加につながるかもしれない」と話しており、そこには、自分たちの取り組みを「地域に役立つものにしたい」という思いがこもっている。

農事組合法人時国営農組合(輪島市)【PDF:1.5MB】

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