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消費者密着で野菜を増収の武器に(農事組合法人井口グリーンワークス)

看板商品のひとつのブロッコリーを収穫する野菜グループ

農事組合法人 井口グリーンワークス

Profile

設立平成20年3月
所在地石川県白山市井口町は5-2
農業地域類型平地農業地域
組織形態農事組合法人 特定農業法人
構成員農家19戸
経営類型水稲+大麦+野菜
耕地面積経営規模23.9ha(水稲18.3ha、大麦4.7ha、野菜0.9ha)
組織の特徴農地は利用権設定で集落の8割弱を一括して管理。米の生産コスト削減と野菜の増産で経営の安定化を図る
運営体制生産グループで出役計画を策定
機械装備等トラクター1台、田植機1台、コンバイン1台、防除機1台
余剰金の分配方法や小作料など余剰金の分配は、面積割合6割
従事分量割合4割
その他平成19年度全国麦作共励会
石川県米麦改良協会長賞
視察の受け入れ 可能(有料)
講演会等の依頼 不可

拠点の集出荷格納施設が完成加工・直販も視野に

 「楽しく和気あいあいをモットーにしている」という井口グリーンワークス。旧鶴来町の郊外にあり、19戸の組合員が米と大麦、野菜を生産している。平成22年3月、組合事務局が入り、活動拠点となる集出荷格納施設が完成した。
 これまでも、JA白山が運営する農産物の直売所やJAグループのスーパーなどに野菜を卸すとともに、大根収穫体験を受け入れるなど、消費者との密着に力を入れてきた。北村真一代表理事は「生産者の顔が見える安心の〝地産地消〞を推進する場として加工や直販コーナーも設置し、ブランド化にも取り組んでいきたい」と意気込む。

団地化転作を機に大麦を共同で生産

 井口グリーンワークスの前身となる「井口町転作組合」の誕生は平成13年のこと。地区で転作の団地化をスタートさせるのを機に設立し、最初のころは転作大麦の農作業を共同で行った。
 しかし、組合員の高齢化が進み、農機具を個々に更新することが難しくなるのを受けて、平成16年から同組合が農機具を購入し、稲作の共同作業も開始、育苗ハウスを16年と17年に各2棟建設した。
 組織的には協業の形態を取り、販売面も共同で行うようになったが、任意組織ではさまざまな制約があり、「新たな設備投資の面などで支障が出る」(北村代表)ことから、平成19年秋に法人化に向けた準備会を立ち上げた。

法人化に合わせ野菜を生産稲作の受託拡大にも意欲

 そして、平成20年3月に農事組合法人として登記し、名実ともに集落営農の拠点となった。売り上げ増をめざし同年から生産を開始した野菜は、ブロッコリー、ナス、グリーンピース、丸芋、大根、白菜とバラエティーに富み、今後、さらに作付面積を増やす計画だ。
 一方、地区内での稲作の受託面積の拡大にも力を入れる方針である。現在、利用権を設定する地区の水田は8割弱で、これを高めるため地元農家からの受託掘り起こしも進めたいとのことだ。

主力は退職世代旅行や温泉で親睦図る

 組合員は22年に1人増えて19人となった。主力は退職世代で、生きがいと地区の農業を守るために汗を流す。2年に1度の研修旅行で親睦を深めるほか、8人が所属する野菜グループでも独自に温泉や旅行などに出かける。
 井口グリーンワークスは、白山市内の集落営農でも指折りの野菜づくり先進事例に上げられる。同時に、稲作面でも県内農家が購入する種もみを10.5haで生産し、高い品質を裏打ちする栽培技術にも定評がある。
 平成21年度は、稲作に使う肥料や農薬の削減に取り組み、生産コスト抑制に成果を上げるなど、課題を設けて研究を続ける姿勢は相変わらずである。

農事組合法人井口グリーンワークス(白山市)【PDF:1.5MB】

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