能登山菜のページへ 6次産業化のページへ
HOME農業をもっと頑張りたい方へ農業で活躍している人たち集落営農米粉パンの製造など、加工部門を経営の柱に育成(農事組合法人明峰ファーム)
このエントリーをはてなブックマークに追加

米粉パンの製造など、加工部門を経営の柱に育成(農事組合法人明峰ファーム)

粘りと甘みが強い「白山名峰米」の知名度アップに全力を傾ける組合員

農事組合法人明峰ファーム

Profile

設立 平成18年2月
所在地 石川県小松市大島町
農業地域類型 平地農業地域
組織形態 農事組合法人 特定農業法人
構成員農家 57戸
経営類型 水稲+麦類+大豆
耕地面積 経営規模43.2ha(水稲34.2ha、麦類9.0ha、大豆9.0ha)
組織の特徴 農地は利用権設定により、集落の10割を一括して管理・運営し、経営の効率化を実現。水稲はエコ農業を取り入れた組合独自のブランド米「白山明峰米」を栽培するほか、「ゆめみづほ」や「コシヒカリ」も栽培
運営体制 育苗、用水管理、水管理、田植えや刈り取りなどの作業は組合員を中心にローテーションで行う
機械装備等 トラクター4台、田植機2台、コンバイン2台、大豆コンバイン1台、フレールモア1台、大豆播種機1台、直播機1台(平成19年度地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業、平成21年度担い手経営展開支援リース事業で導入)
余剰金の分配方法や小作料など 集落内の受託は面積割合9割、従事分量配当1割
その他 視察の受け入れ 可能(有料)
講演会等の依頼 可能(要相談)

ほ場整備を契機営農組合を組織

 明峰ファームの前身は平成8年10月に設立した「大島町営農組合」である。当時、小松市大島町集落では、農業従事者の8割を65歳以上の高齢者が占め、兼業農家が9割を占めるなど担い手不足が深刻化。集落内の専業農家に農作業を委託する農家が増えていたことから、ほ場整備事業への参加を契機に、営農組合を組織した。
 同組合には31戸の農家が参加し、農業機械の共同利用、田起こしや代かき、田植え、稲刈りの共同作業を推し進めた。2年目からは、営農組合が集落内の農地をすべて管理するようになった。

法人へ移行し農地を維持管理

 営農組合設立から10年が経過し、機械の老朽化や中心メンバーの高齢化が進んだことから、将来的に農地を維持していくためには組織の強化が不可欠と判断。営農組合に参加していない農家に参加を呼びかけたところ、26戸の農家が新たに加わることを希望し、平成17年10月から法人設立に向けた検討を開始した。
 法人への移行の過程で、組合員から「自分の農地がなくなるのではないか」という不安の声が上がった。
 その解決策として①初年度のみ所有面積に応じた出資金の支払い②農地は賃借契約③出資金や農産物売上などの収益を基にした農業経営④出資した農家には、農地の地代や作業出役に応じた労賃の支払い⑤単年度利益は、経費および機械更新のための積み立てを差し引いた分を配当―などの条件を提示。組合員の理解が得られたことから、平成18年2月、営農組合の事業を引き継ぐ形で法人化に踏み切り、「農事組合法人明峰ファーム」を立ち上げた。

経営の安定化に向けエコ農業を採用

 法人設立後は、経営の安定にまい進し、減農薬、有機肥料を使用した水稲のエコ農業に取り組んだ。「白山明峰米」と名付けて販売を開始し、学校給食などの入札にも参加している。平成19年3月には、白山明峰米が石川県エコ農産物の認定を受けた。
 また、V字型溝を作り、播種、施肥、覆土までを同時に行う「水稲不耕起V溝直播栽培」の新技術を取り入れ、作業の効率化も図った。
 経営基盤を強化するには、加工品の製造・販売を行う6次産業化が欠かせないと考え、平成21年6月に加工部門を担当する「株式会社白山明峰」を立ち上げた。
 明峰ファームで生産した白山明峰米の米粉をパンやたい焼き、和菓子類などに加工し、現在はJAあぐり(小松市)やAコープのほか、白山明峰の自社店舗内で販売している。今後はコンビニエンスストアなどへ販路を拡大し、加工部門を経営の柱に育てていく考えだ。

農事組合法人明峰ファーム(小松市)【PDF:1.5MB】

▲ページTOPに戻る
 


公益財団法人いしかわ農業総合支援機構 〒920-8203 石川県金沢市鞍月2-20 石川県地場産業振興センター新館4F TEL076-225-7621 FAX076-225-7622 免責事項のページ 個人情報についてのページ お問い合わせのページ