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着実に成長を重ね、農林水産大臣賞を受賞(農事組合法人アグリ松東)

水稲から転作した大豆畑に農薬を散布する

農事組合法人アグリ松東

Profile

設立平成19年2月
所在地石川県小松市大野
農業地域類型中間農業地域
組織形態農事組合法人 特定農業法人
構成員農家29戸
経営類型水稲+大豆+六条麦茶+花き
耕地面積経営規模28.1ha(水稲22.2ha、大豆7.2ha、六条大麦7.2ha、花き0.1ha)
組織の特徴農地は利用権設定により、集落の9割を一括して管理・運営し、経営の効率化を実現。水稲は全量JA小松市のブランド米である「蛍米」を栽培している。複合化として切り花葉ボタンや梅などの花き栽培に取り組み、市場や直売所で販売
運営体制出役計画を作成し、構成員は全員参加。若手:オペレーターとして機械作業、高齢者:水まわり、女性:花き栽培
機械装備等トラクター3台、田植機2台、コンバイン3台、大豆コンバイン1台、ビニールハウス棟(1200㎡)   (平成20年度たくましい担い手経営育成事業、平成20年度地域担い手経営基盤強化総合対策実験事業を利用)
余剰金の分配方法や小作料など従事分量割合5割、農地面積割合5割
その他平成21年度優良担い手表彰 集落営農部門農林水産大臣賞受賞
視察の受け入れ 可能(有料)
講演会等の依頼 可能(県内のみ)

法人化まで一段ずつステップアップ

 アグリ松東は集落内32戸の農家のうち、29戸で組織する農事組合法人だ。平成元年に機械の共同利用を目的に設立した営農組合が前身で、当時からトラクター・ 田植機・コンバインでの作業を共同で行っていた。
 その後、機械の一次更新を終えた時期から、高齢化や後継者不足を理由に将来の営農維持に不安が高まり、組織として体制を整備する必要性が集落の中で認識されるようになった。
 そして平成17年、集落内の農地の9割を集積し、営農を一括管理・運営する1農場1経理の経営体へ移行した。平成19年には、継続経営に適した農事組合法人へ改組している。
 さらに、組織形態の変遷に合わせてその都度、共同作業の比率を高めてきた。経営体の時は施肥や除草、防除を、農事組合法人の時はあぜ草刈りと水管理を共同作業へと移行した。

一括管理で生産性がアップ

 農地の集積、営農の一括管理・運営で確実に変化したのが生産性だ。
 一括管理に移行した平成17年から1~2年で作業全体を把握できるようになり、1年間に必要な作業時間と、投入可能な作業時間が分かるようになった。
 その結果、投入できる作業時間が余っていることが判明し、余剰時間を活用するために、自然と切り花葉ボタンやアスターの栽培など新しい取り組みを始めることになっていった。
 また、集落を一つの農場と見立てることで、大麦と大豆への転作でも効率的な土地の割り当てができた。

アドバイスに素直な素人集団

 アグリ松東の構成員は全員が第二種兼業農家で、専従者はいない。メンバーも「時間も、知識もない素人集団」と自覚していると話す。だからこそ、専門家のアドバイスは素直に受け入れ、実行する。特に、新しい取り組みを始める時はなおさらだ。
 例えば1農場1経理の経営体に移行した平成17年からは、JA小松市指導のもと水稲の全量をブランド米の「蛍米」に切り替えている。また、法人化した平成19年からは、県の指導により切り花葉ボタンの栽培に着手している。
 これらの成果は上々で、単価の高いブランド米は収益に、切り花葉ボタンは余剰時間と育苗ハウスの有効活用に貢献している。
 こうした歩みは、農業経営の改善に積極的に取り組んだ農家をたたえる「平成21年度優良担い手表彰」の集落営農部門で農林水産大臣賞を受賞するほど評価を受けている。この高評価に対して、アグリ松東は「表彰は大きな励み」と話し、これからの取り組みに意欲を高めている。

農事組合法人アグリ松東(小松市)【PDF:1.5MB】

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