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逆境をバネに、安全安心の味を届ける(徳光味噌加工グループ)

徳光味噌加工グループ 西村邦子

プロフィール

販売場所
(又は活動場所)、
問い合わせ先など

石川県白山市徳光町168
【問い合わせ】076-276-1835
【営業時間】JA松任まいどさん市場で販売・電話注文(随時)
【交通手段】JR松任駅から車で10分。北陸道徳光PA近く
 
活動開始年月 昭和56年
具体的な活動内容
・活動のきっかけ
・活動のようす
・昭和56年、地域の女性25名でグループを結成する。
・同年、地域で栽培されていた大豆の有効利用を図るため、仕込み味噌の委託加工を始める。
・昭和60年、増加する委託加工に対応するため、施設の充実を図り、味噌の加工販売を本格的に始める。
・平成3年、商品を「手前みそ」とネーミングし、1㎏入りパックとして販売する。
・平成10年、補助事業を導入し保冷設備を備えた味噌加工施設を整備する。
特徴(PRしたいこと) ・仕込み味噌は地域の家庭用として、完熟味噌は直売と店頭(JA松任「まいどさん」)で販売するとともに、北陸自動道道徳光サービスエリアの食堂等で使用されている。
・新しい加工品として、麹漬けの「かぶら・大根寿し」を冬季限定で販売している。また、年間を通して梅干し、芥子なすなどの漬け物も販売し、商品開発と販路拡大にむけ地域の協力を得ながら活動している。
販売商品(メニュー) ・手前みそ
・麹漬け(かぶら、大根寿し)・・・冬場のみ

失敗を乗り越えノウハウを得る

 霊峰白山を仰ぐ手取川扇状地。県内有数の穀倉地帯であるこの地では、昭和50年代、稲作から大豆への転作が盛んに行われるようになっていた。
 「収穫した大豆の有効利用を、農閑期の主婦たちに任せたい」と、地域の農家から生活改善グループに「味噌作り」を委託されたことから、その活動は始まった。設立当時からリーダーとして、メンバーを引っ張ってきた西村さんは「最初は、麹菌に雑菌が入って真っ黒になったり、古い大豆が混じっていて加熱してもやわらかくならなかったりと、失敗の連続でした」とその苦労を語る。勉強を重ね、経験を積むうち、作業の時期は納豆を食べない、大豆の品質を揃える、といったノウハウをひとつひとつ蓄えていったという。

味噌を待つ人支える人がいる

 地元農家の仕込み味噌として桶入りで売り出した商品は、年々注文が増え、それに応じて生産量も増やした。「生産に見合った加工所をと、設備投資するたびに、借金もしました」と西村さん。10年ほど前までは、売り上げはあるものの、借金返済に追われ、ほぼボランティア状態だったという。「いつやめようか」と弱気になるメンバーを支えたのは夫たち。精米や材料運搬、機械の修理と、陰ながら応援し、新しい挑戦もやってみては」と後押ししてくれた。
 やる気を奮い立たせた彼女たちは、時代のニーズも見逃さなかった。核家族が増え、桶入りの仕込み味噌の需要が減ると、家庭用の小袋サイズを考案。1㎏入りパックを「手前味噌」とネーミングして売り出した。近年、JA松任の直売所、Aコープ、徳光PA売店では「地元産大豆を使った無添加味噌」として認知され、売れ行きを伸ばしている。安全な食品に関心の高い消費者向けにと、公民館などで「味噌作り教室」も開催し、好評を得ている。
 手をかけ、思いをかけて育んできた味噌作り。「待つ人、支えてくれる人がいる限り続けたい」。西村さんたちの願いは一つだ。

徳光味噌加工グループ(石川県白山市)【PDF:2.5MB】

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