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郷土のあごだし、その本来の味を伝えたい(長手崎すいせん工房)

長手崎すいせん工房 新谷吉江

プロフィール

販売場所
(又は活動場所)、
問い合わせ先など

石川県珠洲市三崎町小泊ホ14
【問い合わせ】0768-88-2852
【営業時間】期間限定営業(5月下旬~6月)
【交通手段】金沢駅東口から珠洲特急バスで約2時間。昭和橋で下車。昭和橋バス停からタクシーで15分。
活動開始年月 平成16年
具体的な活動内容
・活動のきっかけ
・活動のようす
・長手崎すいせん工房は、生活改善グループのひとつである「すいせんグループ」に端を発する。すいせんグループ時代に、各種イベントへの加工品出、加工技術の交換を行う間に、商品化を勧める声があったことから、平成16年に加工起業グループへと発展した。主な商品は、能登で水揚げされるトビウオ(あご)を加工したあごの焼き干し(商品名:あごだし)である。
特徴(PRしたいこと) ・あごの焼き干しはこの地域の伝統的な食品で、そうめんや雑煮の出汁として用いられ、能登で豊富に水揚げされるトビウオを焼いた後、乾燥して作られる。
・長手崎すいせん工房のこだわり
 ①材料のこだわり:トビウオの鮮度と質にこだわり、初夏に水揚げされたあごのみを使用している
 ②手作りのこだわり:トビウオは珪藻土こんろを使用し、炭火でひとつひとつ手作業で焼き上げている
・平成16年珠洲市特産品コンクール 最優秀賞受賞。
販売商品(メニュー) ・あごだし(トビウオの加工品)

地域の伝統食を継承するために

 鉢ケ崎海岸近く、眼前に海を見渡す場所に、この工房の加工所がある。平成16年、料理研究を中心に活動していた生活改善グループが、珠洲梅の1次加工を依頼されたことから、正式に結成された。
 結成を契機に「地域の伝統食も継承していこう」と話し合い、伝統食品「あごだし」の加工も始めた。同年にメンバーの出資、農協や市の協力を得て、現在の加工所を設置。現在は、6月のあごだし、8~9月の梅加工の時期を中心に活動している。メンバーは半農半漁の人がほとんどで「無理をせず、楽しみながらやっている」と、おかあさんたちの表情も満足気だ。
 主力商品の「あごだし」は、外浦で獲れる小さなトビウオを干して作る地域伝承のだし。水揚げされたトビウオのウロコ、頭、内蔵を取って洗い、串に刺し、珪藻土のコンロで炭火焼。中骨を取り除いた後、まる一日乾燥機にかけて仕上げる。その味わいは、しょうゆと相性がよく、雑煮やそうめんなど、あっさりとした料理に合う。「手間ひまがかかるので、作る人は減っています。私たちが残して伝えていかなければ途絶えてしまう」と、代表の新谷さんは文化継承への思いも熱く語ってくれた。

後継者加入でさらなる前進を

 発売以来、毎年10~20%の売り上げを伸ばすあごだしには、あちこちから「もっと作ってほしい」との声もある。増産したいところだが、「6月に獲れるトビウオだけを使うのが、私たちのこだわり。それ以降の魚は脂がのって、だしにしても美味しくなくなる」と、品質を守り抜く方針だ。
 近年、40代の新メンバーも加入し、グループは勢いづいている。「珠洲特産の山菜や海草、野菜を使った商品も開発したい」と目を輝かせるメンバーたちに、今後のさらなる飛躍がうかがわれた。

長手崎すいせん工房(石川県珠洲市)【PDF:2.5MB】

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