能登山菜のページへ 6次産業化のページへ
HOME農業をもっと頑張りたい方へ農業で活躍している人たち女性農業者あたりまえの素材が、新発想で地元の幸に(輪島崎水産加工グループ)
このエントリーをはてなブックマークに追加

あたりまえの素材が、新発想で地元の幸に(輪島崎水産加工グループ)

輪島崎水産加工グループ 新木順子

プロフィール

販売場所
(又は活動場所)、
問い合わせ先など

石川県輪島市輪島崎町1-118
【問い合わせ】0768-22-0577     
活動開始年月平成12年
具体的な活動内容
・活動のきっかけ
・活動のようす
輪島にしか無いもの、輪島に来ないと食べられないものの特産品づくりを目指して、地元で獲れる魚介類を利用した商品開発を進めてきた。かじめ(ツルアラメ)の佃煮や、くにゃら(ノロゲンゲ)の干物を試作し、試食アンケートによる消費者ニーズに合った味やパッケージデザインを検討するなどして、製品化に至った。かじめの佃煮は2004年に全国シーフード料理コンクールで農林水産大臣賞を受賞した。くにゃらは燻製づくりも行い、2007年および2008年に東京で開催された全国漁村女性加工サミットで紹介した。こうした取り組みにより、地元の人だけでなく、観光客の方々からの評価も徐々に拡がっている。
特徴(PRしたいこと)かじめは冬に輪島の海岸や舳倉島で多く獲られる海藻。かじめの佃煮は輪島で獲れた良質なものを使った、添加物ゼロで、ミネラル分の豊富な製品である。くにゃらは元々底引き網で漁獲される体がゼラチン質で覆われた、ぬるぬるとした魚である。くにゃらの干物や燻製はコラーゲンが豊富で素朴な味わいの製品で、お酒やビールのおつまみとしても好評。他にも海藻エキスを使ったアジやサバの干物なども作っている。
販売商品(メニュー)かじめ佃煮、くにゃらの干物・燻製、海藻エキスをつかったアジ・サバ等の干物

ここだけの味を見つけて発進

 「輪島だからこそできる特産品を作りたい」と、平成12年、輪島崎婦人部の有志3名とともに加工グループを立ち上げた新木さん。石川県漁業協同組合女性部長も務める力強いリーダーはこう語る。「観光地化が進み、朝市やみやげ店には、全国どこにでもあるものが並んでいました。このままでは輪島の魅力がなくなるという危機感があったんです」。
 そこで、冬場の袖ケ浜を絨毯のように覆う海草、カジメに目をつけた。ミネラル豊富で栄養価も高く、商品化に最適だ。「まがいものは作りたくない」と調味料にもこだわった。七尾・鳥居醤油店の杉樽天然仕込み醤油、国産米使用の本みりんを使い、「かじめ佃煮」が完成した。さらに、当時底引き網にかかっても値がつかなかったノロゲンゲを選んだ。天日干しして燻製にし、ぬるぬるとした姿から「くにゃら」とネーミングした。
 消費者ニーズを知るため、女性部や朝市観光客にアンケートを取り、味や価格を決定。努力は実り、「かじめ佃煮」は全国シーフード料理コンクールで農林水産大臣賞を受賞。「くにゃら」も全国漁村女性加工サミットで高い評価を受け、グループは自信を深めている。

女性や高齢者の地域拠点に

 現在、これら商品の販売先は地元料理店や学校給食がメイン。今後は物産店などへの販路拡大と、目標はステップアップしている。新木さんのメッセージも明瞭だ。「素材や調味料を厳選し、手間ひまかけて作る商品ですから、胸を張って売れるものばかりです。私たちの挑戦で地元が活気づき、女性やお年寄りが生きがいを持って働ける場を育てたいと考えています」。
 昔から海女、朝市と、稼ぎ手としてたくましく働いてきた輪島の女性たち。系譜を継ぐ新木さんは、そのまた先を見つめている。

輪島崎水産加工グループ(石川県輪島市)【PDF:2.5MB】

▲ページTOPに戻る
 


公益財団法人いしかわ農業総合支援機構 〒920-8203 石川県金沢市鞍月2-20 石川県地場産業振興センター新館4F TEL076-225-7621 FAX076-225-7622 免責事項のページ 個人情報についてのページ お問い合わせのページ