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能登島に八太郎漬あり。その夢が現実に((有)八太郎漬本舗)

(有)八太郎漬本舗 政島きく

プロフィール

販売場所
(又は活動場所)、
問い合わせ先など

石川県七尾市能登島半浦町11-72
【問い合わせ】0767-85-2131 FAX:0767-85-2170
【営業時間】8:00~17:00
【交通手段】のと鉄道和倉温泉駅から車で7分
活動開始年月 昭和55年
具体的な活動内容
・活動のきっかけ
・活動のようす
・能登島大橋の架橋が具体化した昭和55年に、観光地化が予想される中、能登島の山菜や野菜で特産品を作ろう、女性の就業の場を作ろうと女性11人であけぼのグループを結成し、農産加工活動を開始した。
・能登島の農産物、山菜を活かした「八太郎漬」を5人の仲間と共に商品化し、組織も当初のグループから加工組合、有限会社へと発展させた。
特徴(PRしたいこと) ・商品へのこだわりは、地元の原料を活かした安全でおいしい漬物作りである。
・発足当時から地元農産物の加工にこだわり、特に白うりの漬物は数戸の栽培農家間で栽培方法、収穫時期、大きさ等を統一してもらい、塩抜きには何度でも酒粕を換え、熟成された味に仕上げている。
・当初は、漬け物とみそが販売の主体であったが、菓子製造許可、飲食店営業許可を取得し幅広い商品を販売している。
・就業機会の少ない地域で、山菜の採集、野菜栽培の契約をしている高齢者や女性に収入の道を提供している。
販売商品(メニュー) ・八太郎漬、長者どん、さわらび漬、七郎漬、かぶら寿司、みそ、もち、おにぎり、ちらし寿司、その他季節の浅漬け等

大橋架橋とともに歩んだ道のり

 昭和57年、能登島大橋開通とともに飛ぶように売れ始めた「八太郎漬」。それには、地元女性たちの果敢な挑戦があった。かつてはこれといった産業もない農林漁業の小さな島で架橋後の観光地化を見込み、特産品作りの夢に賭けたのが、婦人会を基盤とする「あけぼのグループ」だった。代表の政島きくさんは、地域活性化を考えるコミュニティ大学校に参加し、加工所作りを発案。持ち前の行動力で、子育てを終えた11人のメンバーを勧誘し、まとめ上げた。
 まずは商品づくりだった。当時の農業改良普及員や町関係者の指導を受けながら、白ウリやナスなどを素材に粕漬けを開発した。商品名「八太郎漬」は、かつて能登島を8人の侍が治めていたという伝説をもとに名付けられた。
 大橋開通に備え、専用加工所を建設。万全の体制で大量の需要にも対応することができた。メンバーの竹内さんは「普及員や町のみなさんが一体になって親身に関わってくれました。困ったことがあると、夜中でも飛んできてくれた」と当時を思い出す。寝る間も惜しんで働く彼女たちの姿に、周囲も力添えを惜しまなかった。

やりたいことを存分にやれた

 販路の拡大にも全力を尽くした。自分たちの足で、旅館やみやげ物店を1軒1軒回り、全国や海外への出張販売にも精力的に出向いた。やがて売り上げは数千万円になり、平成9年には有限会社「八太郎本舗」を設立した。
 規模が大きくなったための失敗もあった。大量注文の代金を踏み倒されたり、設備投資で資金繰りに苦しんだり・・・こうした荒波を乗り越えてきたメンバーの顔は今、ふっきれたように爽やかだ。
 作りさえすれば売れた時期から、安定期に入った近年。政島さんは「50代から、自分のやりたいことをやれて幸せだった」と、後進にその将来をゆだねようとしている。
 昨年からメンバーに加わった政島納穂子さんは40代。「おかあさんたちが苦労して築いた島の財産を、もっと成長させていきたい。女性やお年寄りが安心して長く働ける場にしていけたら」と瞳を輝かせる納穂子さん、メンバーたちの表情も満足気だった。

(有)八太郎漬本舗(石川県七尾市)【PDF:2.5MB】

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