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循環型生産で、おいしい原木しいたけを!(奥村きのこ園)

奥村きのこ園 奥村時子

プロフィール

販売場所
(又は活動場所)、
問い合わせ先など

石川県河北郡津幡町牛首ナ17
【問い合わせ】076-287-1411
活動開始年月 昭和45年
具体的な活動内容
・活動のきっかけ
・活動のようす
シイタケ栽培を専業として始めた頃は、生産技術も未熟な手探りの状態で、地区の林業研究グループの仲間皆で必死に勉強をしました。また質が劣るシイタケをうまく利用する方法はないかと考え、乾燥・粉砕した粉を蕎麦屋やこんにゃく店に持ち込んでは「椎茸そば」、「椎茸こんにゃく」、「椎茸かき餅」といった試作品をつくり、農林漁業祭りで試食会も行なった。
原木シイタケの旨味、食感・香りにこだわり、夫婦で「安全・安心 おいしいシイタケ」の生産に取り組んでいる。
グリーン・ツーリズムのインストラクター研修に参加し資格を取得。シイタケ栽培を通じて山間地での都市住民との交流にも取り組んでいる。
特徴(PRしたいこと) 消費者の皆さんに原木しいたけの旨味・食感・香りを味わっていただきたいという思いから、グリーン・ツーリズムも始めた。
販売商品(メニュー) 原木シイタケ、グリーン・ツーリズム(シイタケ採り体験)

〝原木〞へのこだわり

 河北郡の山あい集落、ほだ木が並ぶハウスで、奥村さんは夫の茂一さんとともに、約40年前から「原木しいたけ」を栽培している。林業との複合経営を目指して始めたものの、当初は菌の培養に失敗したり、生産が安定しなかったりと苦労も多かった。地域の林業グループで研究を重ねる茂一さんに「追いつけ追い越せ」と、奥村さんも全力で打ち込んできたという。
 現在のしいたけ栽培の主流は、短期間に栽培でき、見た目もよい「菌床しいたけ」。手間がかかり収量が安定しない原木しいたけの生産者は年々減り、県内でもごくわずかだ。奥村さんは「味や香りが全然違います。コリコリとした歯ざわりや、深いうまみは、木の栄養だけで育つ原木しいたけならではのものなんです」と、こだわり続ける理由を語ってくれた。

山を守りながら生産

 実は、奥村さんは漁村出身。山に田畑を持つ茂一さんに嫁ぎ、地域の暮らしになじもうと、魅力を自分なりにつかんでいった。「空気も水も澄んでいて、四季ごとに変化する景色は何度見ても感動します。山菜や木の実取りも楽しめる山が大好きになりました」。
 しいたけ栽培を始めて30年を経た頃、「原木で食べていくには、ほだ木作りから手がけねば」と話し合い、持ち山を買い足した。11~3月は2人で山に入り、原料のナラやクヌギの切り出しに汗を流す。「約17年サイクルで木を切りながら、山の手入れもできる。使い終えたほだ木は薪や堆肥にと、生産と環境保護を両立できる仕事です」と語る茂一さんに、うなずく奥村さん。夫妻は、山の将来を見据え、子どもたちの体験学習や後継者養成にも尽力する。
 過酷な山仕事にひたむきに取り組み、さらに前進しようと意欲を燃やす奥村さん。茂一さんをして「女房はたいしたもんや、えーもんもっとる」と言わしめる人である。

奥村きのこ園(石川県津幡町)【PDF:2.5MB】

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