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HOME農業を始めてみたい方へ就農してからのこと「おいしいね!」その言葉が聞けるから、きつい仕事も頑張れる(梅基 加奈子)
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「おいしいね!」その言葉が聞けるから、きつい仕事も頑張れる(梅基 加奈子)

梅基加奈子写真

梅基 加奈子(うめもと かなこ)

Profile

石川県金沢市生まれ
平成元年 京都芸術短期大学を卒業後、金沢市内のデザイン会社に勤務
平成12年 会社を辞めて、石川県が運営するアグリ塾(果樹・通年コース)を受講
     アグリ塾を卒業後、加賀フルーツランドを運営する(有)三共農園(加賀市豊町)に入社し、
     果樹栽培を担当

経営概要

 フルーツ狩り(イチゴ、ブルーベリー、サクランボ、ブドウ、ナシ、リンゴ)、バーベキュー・パークゴルフ、売店・軽食喫茶
※(有)三共農園・加賀フルーツランド

就農のきっかけから就農まで

 私は短大を卒業後、デザイン会社に勤めて、ショーウィンドウのディスプレイを担当していました。農業に興味を持ったきっかけは、能登で地物のブドウを使ってワインを造る構想が話題になったことでした。実は私、お酒が大好きなんです。自分の作ったブドウでワインができたらすてきだなと思い、就農を考えるようになりました。とはいえ、実家は農家ではなく、農業について勉強したこともありません。どうすればよいか思案していたところ、新聞で農業の担い手を育成する「アグリ塾」の開講を知り、その後、思い切って会社を辞め、入塾しました。
 アグリ塾では2期生として果樹コースに入り、1年間、毎週月曜から金曜までブドウ栽培に関する基礎知識や栽培技術を学びました。卒業間近になると、ブドウ園で働くため就職活動に取り組みました。何のつてもないため、県の方にも同行してもらいながらいくつかのブドウ園を訪ねたのですが、どこも人材を募集していませんでした。現在勤務している三共農園は、ブドウを作っているわけではありませんが、さまざまな果樹を扱っています。果樹栽培には共通点が多いと考え、就職を決めました。

就農してから現在まで

 三共農園では「加賀フルーツランド」という摘み取り体験のできる観光農園を経営しており、私は果樹栽培担当として、ブルーベリーやサクランボ、ナシ、リンゴ、イチゴといった摘み取り用の果樹を育てています。一口に果樹と言っても、種類が違えば、栽培方法もいろいろです。ブドウ栽培以外の知識はなかったので、先輩の仕事ぶりを見て、少しずつ学んでいきました。薬剤を散布するスピードスプレーヤーの運転など、初体験で戸惑うこともたくさんありましたね。失敗も数え上げればきりがありません。
 お客さまが入園するまでに仕事を終わらせるため、日の出とともに消毒作業をすることもありますし、真夏にビニールハウスの中で仕事することもあります。体を動かすのが好きとはいえ、しんどいと思うこともしばしばです。それでも続けてこられたのはやっぱり果樹栽培が好きだからです。お客様から「おいしいね」「何度も来ています」という声を聞くとやっぱりうれしいですね。これからは、本を読んだり、他の産地に足を運んだりして、もっともっと新しい知識をインプットしたいと思います。

将来はこんな農業をめざします!

 お客様に喜んでもらうため、おいしい果物を作り続けたい。

今後就農をめざす人へ

 農業を甘く考えてはいけません。私は就農前、農作業は晴れた日だけで、雨が降ったらのんびりできるのだろうと軽く考えていたのですが、雨の日でも雪の日でもカッパを着込んで仕事していますし、肉体的にもハードです。体力も必要ですし、果樹は1 年に1作しかできませんから、より多くの経験を積むためにも、若いうちに始めた方がいいと思います。

農林総合事務所からのメッセージ

 「今では木の状態に合わせて作業が出来るようになったが、もっと果樹について知識を深めたい。いろんな産地を視察してみたい。」と、とても勉強熱心な梅基さんです。
 就農当初は失敗も多かったと聞きましたが、今では加賀フルーツランドで多くの果樹を任されている、頼もしい存在に成長しています。これからもお客さんに「おいしいね!」と喜んでもらえるような立派な果実を栽培してください。農林事務所も応援しています。

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