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消費者に喜ばれるようなおいしくて、安心、安全な豚肉生産をめざして(谷口 郁)

谷口郁写真

谷口 郁 (たにぐち かおる)

Profile

石川県宝達志水町(旧押水町)生まれ
秋田県立大学で経営学を学ぶ
同大学を卒業後、実家の養豚業を手伝う

現在は、兄弟、両親とともに、母豚約160頭、肉豚約1,800頭を飼育し、生産環境や衛生面に万全を期した「安心、安全な豚肉づくり」をモットーに奮闘中
肉豚は「能登豚」という統一ブランドで出荷され、肉質はもちもちしており、口の中でじわっと広がる甘味が特徴

就農のきっかけから就農まで

 小学生の頃は、両親、祖父母とも養豚に従事しており、帰宅しても誰もいなかったり、年中無休で、家族で揃って遠出することも少なく、養豚に対してはあまり良いイメージはありませんでした。高校生までは、時々、掃除、子豚の移動、出荷等の簡単な手伝いをした程度でした。
 大学進学時には、まだなりたい職業は決めていませんでしたが、どんな職業に就くにも必要だろうと思い、「経営学」を勉強することにしました。頭の片隅には、「家の仕事を手伝うことになっても必要になる分野」だとの思いもあったのかもしれません。
 その後、卒業時の就職活動では、養豚とは関係のない仕事に就こうかとも思いましたが、やはり子供の頃から見て、接してきた養豚は大変な仕事だと理解したうえで、「両親の負担を少しでも減らしたい」と思い、この仕事を手伝うことにしました。

就農してから現在まで

 就農に際しては、子供の頃から仕事の手伝いをしていたので、少しは勝手がわかっているつもりでした。しかし、実際にやってみると、仕事のほんの一部しか経験していなかったので、いろいろと覚えるのに大分苦労しました。
 例えば、豚の体調管理で、この症状ならこの病気、あの薬が効くと教わっても、元気な豚と体調の悪い豚との違いがよくわからないことがありました。
 また、与える餌の量、質、新鮮さ、豚舎内の温度、空調管理について、こまめなチェックが必要だということも子供の頃は全く知りませんでしたし、豚がこれほど衛生面、ストレス、温度変化に左右される動物だとも思いませんでした。
 就農してから3年程たちますが、まだまだ勉強しなければならないことがたくさんあります。経営面においても、飼料はどんどん値上がりしていますが、豚枝肉価格は、景気冷え込み、生産頭数の増等で低迷しており、危機的状況にあります。全国的にも養豚農家も減っており、今後、どのような経営戦略が必要なのか考えなければなりません。

将来はこんな農業をめざします!

 豚肉の高級ブランド化は今のところ無理だと思うので、現在の肉質をより向上させるとともに、収益性を高めるために極限まで生産性の効率化を図りたい。

今後就農をめざす人へ

 自分も就農してまだ3年しかたっていませんが、何事にも「経験」がものをいうと思います。
 いくつもの農家で研修するのもいいことですが、それぞれの経営者でやり方が違うので、いろいろと苦労するかもしれません。
 それでも、この仕事をすることに「やりがい」を見出せることが一番大切なことではないでしょうか。

農林総合事務所所長よりひとこと

 谷口君は、三人兄弟の末っ子ということで、就農も遅く、技術的にも、経営的にも、まだまだ経験不足な点が多くあるかもしれません。
 これからは、毛利元就の「三本の矢」のように兄弟3人が、技術、経営などのそれぞれの得意分野で力を合わせて、(有)TPF(谷口養豚)を盛り上げていってください。
 何事にも失敗を恐れずガンバレ!

中島農林総合事務所長

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