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安全・安心で美しく、美味しいぶどうを多くの人達に食べていただきたい(福本 一朗)

福本一郎写真

福本 一朗 (ふくもと いちろう)

Profile

石川県生まれ
35年間勤めた製薬会社(営業)を定年退職後、アグリ塾通年コースを受講。
平成18年、金沢市下安原で農地、施設を借り、新規に営農を開始

現在、34aのぶどう園で巨峰等を栽培し、生産組合を通じて主に金沢市場へ出荷
石川県オリジナル品種「ルビーロマン」の栽培にも取り組んでいる

就農のきっかけから就農まで

 田んぼは家の周りに少しありましたが、農業はその頃過渡期で先が見えないということで、父親と同じサラリーマンになりました。
 勤めていた頃は東京の本社にいたものですから、社内旅行で山梨に行くことが多く、そこでぶどう狩りをしたり、ワインに触れたりして、「ぶどう」というものに非常に魅せられました。定年退職になった暁にはぶどうを作ってみたい、作りたいとずっと思っていました。
 平成16年に定年退職し、1年くらいゆっくりしようと思っていたのですが、たまたま県庁の情報コーナーでアグリ塾の募集を見つけたので、応募して受講することになりました。アグリ塾の研修先である砂丘地農業試験場の場長とはウマが合って、夜遅くまでいろんな話をさせていただきました。
 アグリ塾卒業後は家のそばで少しやれればいいなという考えしかありませんでしたが、1月の終り頃に下安原のぶどう園で誰かつくる人を探しているという話をいただきました。自分としてはいきなり34aの大きい面積をやるつもりはなかったのですが、市や県の担当者と話をしていくうちにやってみようかという気になりました。

就農してから現在まで

 就農1年目はビニールの掛け方でも、まずバンドの結び方が分かりませんでした。周りの農家に微に入り細に渡って指導してもらいました。
 県の指針では収量が1.5t/10a位になっていましたので、目標を設定して34aで3tくらいはとりたいなと思っていました。1年目は半分もいきませんでした。3年目は消毒も作業も何もかも遅れました。適期を逃して、つらい思いは何度もしています。百姓は結構つらいですね。来年であっという間に5年経とうとしています。
 来年は密閉作型に挑戦してみようと思っています。開放作型で収穫が遅れていたのですが、もうちょっといい時期に出せるような形で努力したいと思っています。
 ルビーロマンも栽培しています。来年は1万円のぶどうを出荷したいと思っています。そういう目標がないとやってられません。希望は大きく持ちたいです。

将来はこんな農業をめざします!

 自己研鑽を積んで、いっぱしのぶどう農家になりたい。

今後就農をめざす人へ

 お金と時間、技術が必要。体力もいります。健康でないと出来ないし、やりながら健康を作っていくのは難しいです。サポートもいります。支援してくれる家族はもとより、指導者が必要です。なかったら、とてもじゃないが、2~3年でギブアップしていました。
 やるという根性と目標意識を持たないとダメです。自分の身から出てきた「やらなきゃならない」という意識が一番大切だと思います。

農林総合事務所所長よりひとこと

 課題は、収穫時期の前進化、収穫量の増加。そのため来年は、これまでやったことがないハウスの密閉作型にチャレンジする。
 この栽培方法に沿った技術的な対応が必要なことはもちろんであるが、この他、旧松任市からの通勤農業であるため、きめ細かなハウス開閉作業が容易ではないという問題を持つが、何とか取り組みたいとのこと。担当普及指導員も応援するので頑張っていただきたい。

高農林総合事務所長

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