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農業 そんなに悪い仕事じゃないぞ(出村 英樹)

出村英樹写真

出村 英樹 (でむら ひでき)

Profile

石川県輪島市生まれ
金沢工業高等専門学校卒業後、運送会社に就職
平成8年 結婚
平成13年2月 運送会社を退職し農業に従事

現在、白山市鳥越地区で水稲8.5haを栽培

就農のきっかけから就農まで

 学校卒業後、トラック運送会社に勤務していましたが、漁師をやめて養鶏をやっている人が近所にいたことなどから半農半漁への憧れがあったことや、祖父が亡くなってから買うようになった米がまずかったこと、タイ米等、外国産の輸入問題などから前々から漠然と自分で食物を生産できる農業をしたいと思っていました。
 農業でやっていけるか、また何を作ったらいいかわからなかったため、農業者大学校を卒業した父や輪島の専業農家等の話を聞いて水稲を栽培しようと思いました。
 父の実家がある輪島市や能登町での就農も考えましたが、最終的には家族と相談し、妻の実家がある白山市上吉谷で就農することに決めました。
 上吉谷にあった農地は全部他の農家に貸してあったためなかなか返してもらえませんでしたが、なんとか返してもらえた所と近隣集落であまり条件が良くない農地を借り営農を開始しました。
 当初は、アパートのあった野々市町(現野々市市)から通いで耕作をしました。開始に当たって、農業機械、ハウス、格納庫は自己資金で整備しました。

就農してから現在まで

 農地の貸し借りは親類のつながりが強く、当初は条件の悪いところしか貸してもらえず、石の多い田やイノシシ被害がありました。
 農地を増やすために集落の会合に積極的に参加し「農業をやりたい」「もし田んぼをやめる人がいたら田んぼを借りたい」といい続け、徐々に貸してもらえるようになってきました。田んぼは、もっともっと増やしたいと思っています。
 栽培技術については、就農前に輪島の実家で手伝ったこともあり特に勉強はしませんでした。農業を始めて間もない頃は、地元の農家が田んぼを見てくれたり、アドバイスしてくれました。また、周りの農家の作業を見て目安にしました。
 就農して2年後に上吉谷で新居を建設し引っ越しましたが、集落のしきたり等に慣れるのが難しく、草刈りの遣り方が悪い、挨拶の遣り方が悪いとよく叱られました。
 今後の農業がどうなるのか少し不安もありますが、今年からは仲間8人でブランド米(特別栽培米)生産の取り組みも始めており、水の綺麗なこの場所で頑張っていきたいと思っています。

将来はこんな農業をめざします!

 外国の米には負けたくない。
 自分で作った米を将来は全量、自分で販売したい。

今後就農をめざす人へ

 地域の人と良好な関係を築くことが大切であり、その気持ちを持ちながらまずその地域に住んでみればよい。
 最初から大きな投資をしない方がよい。中古の農機をいかにうまく使うかが大切。
 まわりから体が大変やと言われたけど機械化されているのでそんなに大変ではないです。

農林総合事務所所長よりひとこと

 トラック運送業からの転職や、ここに至るまで殆ど行政の力を借りず、今は8ha余りの水稲経営など、一大決心と相当の苦労があったのでは?との問いには「深刻にならず、歩きながら考えるという私の性格で、女房も同じなので苦労とは思っていない」とサラリ。
 チャンスがあればもっと経営面積を増やし、自分のつくった美味しい米を自らも売ってみたいと、物静かなが
らもポジティブな夢を次々と述べて頂きました。
 内に秘めた胆力は相当のものと見受けました。事務所も精一杯応援しますので気軽に足を運んで下さい。そして近い将来、「ヒデキ、感激!」と夢を実現させて喜ぶ姿を楽しみにしています。

中川農林総合事務所長

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