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ヨーグルトなどの製造、直売による付加価値の高い酪農をめざす(平松 薫)

平松薫写真

平松 薫 (ひらまつ かおる)

Profile

カナダ生まれ、翌年両親と3人で加賀市に帰国
高校卒業後、事務機器の会社に勤務
平成10年 牛乳の製造、配達が忙しくなり、家業を手助けするため就農し、加工部門、広報部門
(ホームページ)を担当している。現在、加賀農業青年グループ役員として活躍中

◇経営概要
 酪   農:乳牛37頭を飼育、牛乳の生産、加工、直売、牛乳配達500軒
 乳製品製造:ソフトクリーム、アイスクリーム、ヨーグルト

就農のきっかけから就農まで

 平松牧場は昭和52年に父親が生乳生産を主体とした経営で始め、一時は乳牛を70頭飼っていたこともありました。
 子供の頃には両親が毎晩8時頃まで牛舎で働いていたため、1日のほとんどの時間を牛舎で過ごしていました。牧草作りやボロ出し(牛舎の清掃)をよく手伝っていました。このため、酪農に就くことについては特に抵抗はありませんでした。
 25歳になったら家業を継ぐ計画で、社会勉強のため高校卒業後、事務機器の会社に就職しました。
 しかし、平成5年に両親が低温殺菌処理施設を設置して、牛乳の自社生産を始め、平成9年にはソフトクリームの加工を手掛けるなど、付加価値を高め出荷する自己完結型の酪農経営に方向を転換しました。
 このことにより、両親の仕事が忙しくなってきたため、両親を手助けするつもりで予定より2年早く会社を辞め、就農しました。

就農してから現在まで

 学生時代は酪農について学んだことがなく、専門知識もなかったので、平成11年にアグリ塾へ1年通ったが、難しくて理解できませんでした。結局、カナダで酪農を学んだ父親に習うことが多かったように思います。
 就農した3年後に参加した(社)中央酪農会議が主催する「地域交流牧場」をきっかけに、全国の酪農の仲間と積極的な交流をしました。そこでいろんなことを学び、知識を深めるとともに視野の広がりを感じました。
 就農して以降、平成12年にアイスクリーム、平成17年にはヨーグルトの製造機を導入し、牛乳の付加価値の増大に努めてきました。
 現在は牛の飼育頭数を37頭に減らしたことにより、フレッシュで安心、安全な牛乳の提供が可能となり、地産地消で地域の信頼を得ることができました。

将来はこんな農業をめざします!

 酪農だけでなく、商業や工業といった異業種の分野とも関わって、加賀市を盛り上げていきたい。
 また、気軽に牛と触れあえる牧場にするとともに、本物の牛乳の味を守り、その良さをわかってもらえるようにしたい。

今後就農をめざす人へ

 専門知識の習得も大切だが、自分の専門分野にこだわらず、いろんな分野に顔を出して、同業者だけでなくいろんな人と交流を深めることが大切だ。
 人前で話し、いろんな人から積極的に聞くことが勉強になると思う。

農林総合事務所所長よりひとこと

 忙しいのが悩みだと言っていた。牛という生き物を飼い、週に3回牛乳の製造と配達を交互に行っているが、いずれも早朝からの仕事だ。忙しい酪農に取り組みながら、常に前向きで積極的な好青年である。
 酪農で加賀市を盛り上げてくれることを期待したい。

東農林総合事務所長

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