能登山菜のページへ 6次産業化のページへ
HOME農業を始めてみたい方へ就農してからのこと母と娘で奮闘している専業農家(吉田 絵美)
このエントリーをはてなブックマークに追加

母と娘で奮闘している専業農家(吉田 絵美)

吉田絵美写真

吉田 絵美 (よしだ えみ)

Profile

石川県小松市日末町生まれ
県立大聖寺高校卒業後、主として北海道のリゾート地で趣味のスノーボードを楽しみながら多種多様な職務を経験
平成18年、父の死を機会に郷里に帰り就農
母親とともキュウリ・軟弱野菜等の施設野菜を中心に作付けを行い営農を開始。主に直売所に出荷
平成20年、JA小松市夏秋トマト部会の役員に就任

◇経営規模 水稲 10ha・ハウス 30a

就農のきっかけから就農まで

 自分の生まれた家は、日末町では有数な稲作専業農家でした。
 私自身は子供の頃、農業は特に性に合っているわけでもなく、好きでもありませんでしたが、秋の米の収穫時にコンバインに乗って、籾の運搬作業などの仕事は手伝っていました。
 私は、高校卒業後コンビニのアルバイトを手始めに色んな職業を経験してきました。趣味のスノーボードを活かし、北海道の富良野や知床のリゾート地でリフトの手伝いや接客の業務に携わってきました。
 そんな折、母と2人で農業に携わっていた父が急逝し、これまで築いてきた吉田家の農業を誰が引き継ぐかが大きな問題となりました。
 弟2人は、既に他の職業についており、農業に就く意志がなく、このまま吉田家の農業が無くなっていくのは、忍びなく、私が母とともに吉田家の農業を引き継いでいこうと決意しました。
 友人と別れて郷里に帰るのは寂しかったですが、周囲の助けもあり就農に至りました。

就農してから現在まで

 就農した当初は、農業の経験がほとんど無い自分に、商品となる米や野菜を作れるか、全く自信はありませんでした。
 幸い父と農業に携わっていた母は、米や野菜の栽培技術は身につけていましたし、近所の亡き父の友人から、トラクタやコンバインの操作を教えていただきました。
 コンバインも故障するたびにメーカーの修理担当の方にお願いをしていたのですが、最近はそのたびに修理作業を観察することにより、修理の方法を習得し、今ではちょっとした修理は自分でできるようになりました。
 就農してみて感じることは、作物を栽培するということは、想像していた以上に大変だということです。水管理、病害虫の防除対策、施肥、草むしりなど適期に適切に手をかけてあげないと良いものが出来ません。
 農業はやればやるほど、やらなければならないことがたくさんあることに気付かされ、毎日大変忙しく、やりがいを感じています。
 経営的には、農業機械が高く、所得(粗収益)がなかなか上がらず大変ですが、何とか食べてはいけます。
 農業を始めて最も嬉しかったことは、就農した最初の年に、お米がきちんと収穫できたことです。
 私なりに、型にはまらず、サラリーマンより自由度があり、収穫の喜びのある農業を楽しんでいます。

将来はこんな農業をめざします!

 自分で収穫したお米や野菜を生かした「ごはんやさん」をやりたい。

今後就農をめざす人へ

 私の場合は、父が作業場を始め農業機械などの生産設備を整備してあったので問題はありませんでしたが、新規に就農する場合は、資金の問題や技術の取得などを学んで良く検討する必要があると思います。
 農業は思っている以上に手がかかるが、自由がある分楽しいかな。

農林総合事務所所長よりひとこと

 15年間にわたり、色んな職業を経験された優しい顔をした吉田さんのバイタリティに感服しました。今は、母と一緒に女手だけで地域の中核農家として頑張っておられ、将来は、収穫したお米や野菜を利用したお店も出したいとのこと。夢が実現することを願っています。

中山農林総合事務所長

▲ページTOPに戻る
 


公益財団法人いしかわ農業総合支援機構 〒920-8203 石川県金沢市鞍月2-20 石川県地場産業振興センター新館4F TEL076-225-7621 FAX076-225-7622 免責事項のページ 個人情報についてのページ お問い合わせのページ