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豊かな奥能登で時代を拓く農業を創る新田舎百姓(皆口 英樹)

皆口英樹写真

皆口 英樹 (みなくち ひでき)

Profile

石川県珠洲市生まれ
東京農業大学を卒業後、東京で建築会社に就職
その後、珠洲に戻って実家で就農
実家の(有)みなくちは水稲(6ha)、すいか(1.5ha)を主体として大納言小豆(6ha)、ねぎ(4ha)等による大規模な園芸と水稲の複合経営を営んでいる
「赤土すいか」、「能登大納言」、「こだわり米」、「赤土ねぎ」は高付加価値商品として市場で高い評価を得ており、それに加え独自の販売チャンネルを開発
現在は観光いちご園(4a)にも取り組んでいる
 

就農のきっかけから就農まで

 子供の頃から家を継ぐことを考えていた。誤解を招く言い方かもしれないが、農業をやりたかったわけではないが、やらないといけないと周囲の大人たちに期待されて育った。
 高校を卒業後、農業の勉強をするため、東京の大学に進学した。もともと大学卒業後珠洲に帰ってくる約束だったが、東京での生活が楽しく、しばらく東京で働くことに決めた。
 大学卒業後、アルバイトで始めた内装業の会社に就職し、やがて仲間が設立した会社でナンバー2として働いた。仕事は主に賃貸マンションのリフォームで当時はとても忙しく、休みがなかったが、給料が良かったので同年代の会社員に比べて裕福な生活をしていた。当時住んでいた部屋は、俳優が以前に住んでいたらしい。しかし、その仕事を一生続けようと考えたことは一度もなかった。約束をずるずると先延ばしにしていたが、いい加減に帰って農業を継ごうと思い立ったのが27歳の秋だった。

就農してから現在まで

 就農した当初はアルバイト感覚だった。シルバー人材センターから派遣されたアルバイトさんと一緒に父の言う通りに作業をこなしている感じだった。その頃は農業は面倒臭いと感じることが多かった。水稲と違って野菜作りは機械化していない部分が多く、手作業で細かな仕事が多い。定植や整枝、収穫など肉体的に辛いと思ったことはないが、単純作業が嫌になることがある。
 しかし、続けているうちに楽しさを見出せるようになった。なんといっても、育てたものが大きくなって収穫して食べたときの美味しさは格別で、今年掘りたてのじゃがいもは特に美味しくて感動した。
 また、今年からいちごの観光農園を始めたが、父の計らいでいちご園の運営を主体的に任されている。栽培のノウハウは内浦の赤碕いちごの生産者のところに通って教えてもらっている。ゴールデンウィークには1日で100人を超えるお客さんが来てくれ、小さい子供たちが美味しいと言って食べてくれる様子を見ると、うれしくて頑張った甲斐があったと思いました。

将来はこんな農業をめざします!

 消費者に美味しさや喜びをとどけ、楽しみを発見し続けられる農業を実践していきたい。

今後就農をめざす人へ

 先ずは本当に農業が自分に合っているか、それで生活を成り立たせることができるかしっかりと考えることが必要。
 農業は予想以上に大変で、新規就農の場合はなおさらだ。給料がもらえるわけではないので、しっかりやらないと自分の食べていくお金も稼げない。一度、体験をしてみて、その上で農業で生きていくと確固たる決意ができたら就農を目指せば良いと思う。

農林総合事務所所長よりひとこと

 父親の和寛氏はこれまで、国営開発地営農のパイオニアとして複合経営を確立してこられた。また、販売においても地元や金沢市内のスーパーとの契約、インターネット販売など独自の路線を築かれた。
このような、立派な先生が身近におられることは恵まれた環境にいると思う。このチャンスを生かして、現在取組中の観光いちご園を成功させてください。期待しています。

種本農林総合事務所長

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