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内浦園芸のブランド力を高めたい!(中野 幸作)

中野幸作写真

中野 幸作 (なかの こうさく)

Profile

石川県能登町(旧内浦町)生まれ
柳田農業高校卒業後、富山県のサカタニ農産で研修を受ける
その後、能登町の実家に戻り就農。実家は両親、祖母の4人で施設野菜主体の専業農家
主な作目はトマト48a(うち養液土耕18a)、きゅうり26a、メロン6aなど
就農と同時に、農業青年グループ珠洲あぐり倶楽部に加入し、平成16、17年には会長を務めた
平成13年に家族経営協定を締結
 

就農のきっかけから就農まで

 柳田農業高校に入学した時には就農する気持ちは持っていませんでした。高校を卒業する頃になると農業に対する関心が強くなり、農業系の大学へ進学してさらに学ぶつもりでいましたが、父親の強い勧めで富山県のサカタニ農産で研修を受けることにしました。
 サカタニ農産は水稲の大規模経営法人で全国から多くの研修生を受け入れています。研修期間中、研修生は寮で共同生活を送るので、同世代の仲間がたくさん出来ました。研修が終わると研修仲間は全国に散らばりましたが交流は続いており、この仲間が私の財産の一つとなっています。
 2年半の研修では、水稲の補助的作業から、一般管理、トラクターでの耕うんまでを身につけましたが、我が家はトマト主体の施設園芸なので習得した技術が実際に役立つことはありませんでした。それでも組織の中での人間関係の大切さや地域住民に対する気配りなど、栽培技術以外のところで得るものが多くありました。

就農してから現在まで

 内浦に戻り就農してから10年がたちました。トマト栽培ではまだまだ父親に及びません。昨年からトマトの養液土耕栽培を始めました。父親も習得していない新しい栽培法であり、父親に追いつくチャンスと捉えて毎日勉強して技術を磨いています。
 農業は晴耕雨読のイメージがありますが、施設園芸は天気に左右されないため休みが取りづらい面もあります。農繁期には1日12時間労働で1ヶ月に1日しか休めないこともあり、子供と遊ぶ時間がとれず正直しんどく感じます。
 今後は農作業日誌をつけ、作付計画を見直して余裕を見つけたいと思います。5年前からアールスメロンの栽培を任され、年々品質・収量とも向上してきましたが、県内他産地に箱当り単価500円の差をつけられてしまいます。来年は栽培面積を倍に増やし、出荷期間を延ばして対抗したいと思っています。
 就農と同時に農業青年グループ珠洲あぐり倶楽部に入会し、県連理事となって県全域での活動を行ってきましたが、今後はより地元に密着した珠洲あぐり倶楽部の活動に力を入れたいと思います。人数は少ないですが、あぐり倶楽部のメンバーと一緒に活動できることが今一番の楽しみです。

将来はこんな農業をめざします!

 社会環境の変化に左右されない農業を目指します。

今後就農をめざす人へ

 農作物は収穫まで最低でも2~3ヶ月かかる。満足できるものをつくるには数年はかかる。結果はすぐに出ない。辛抱強く、粘り強く続けることが大事。
 地域の人に配慮することも必要。農薬散布を事前に知らせる、道路に泥を落とさないなどに留意することで、トラブルは防ぐことができる。

農林総合事務所所長よりひとこと

 旧内浦町長尾集落の施設園芸は幸作さんの生まれる以前の昭和42年に朝日農業賞を受賞した石川県内でも古い園芸産地です。その伝統を受け継いで頑張っている姿に頼もしく感じます。
 農業の中でも施設園芸は気象に左右されることが少なく計画的な作業がしやすい特徴があります。
 栽培技術とあわせて作業計画づくりにもチャレンジしてみてください。

種本農林総合事務所長

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