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大規模法人の水稲管理を担う若手のホープ(原 輝雄)

原輝雄写真

原 輝雄 (はら てるお)

Profile

東京都出身。3児のやさしい父親
短大を卒業後、宮城県で農業土木関連の設計コンサルタント会社に就職
その後、一念発起して珠洲市の大規模水稲経営の農業法人「(有)すえひろ」に転職し、就農
現在、(有)すえひろの水稲の栽培管理を一任され、多忙な日々を過ごしている
 

就農のきっかけから就農まで

 そもそものきっかけは、高校生のとき、知り合いの家にさつまいもの草刈を手伝いにいったこと。作業は辛かったけど、仕事を終えた後の充実感や爽快感を感じ、漠然と農業関係の仕事に就きたいと思いました。しかし、家は農家ではなかったし、また、理数系の勉強が好きだったので、農業土木を学ぶために短大に進学しました。
 卒業後は農業土木関連の設計事務所に就職しました。業務内容はポンプ場やパイプライン等の灌漑排水施設の設計で、当時はとにかく忙しかったです。残業で帰りが常に遅く、家族との時間もほとんどありませんでした。仕事に追われる日々の中で、やりたいことをしたい、農業をしたいという思いがつのっていきました。
 そんな中、法人協会のホームページでいくつかの農業法人が従業員を募集していることを見て、就農を決意しました。(有)すえひろに決めたのは、米作りをしたかったから。当時、すでに子供が3人おり、下の子は1歳ぐらいの頃でした。不安は大きかったが、やりたい事をしたいという思いが強くありました。
 今でも奥さんは不満をもっているみたいだけど(笑)。

就農してから現在まで

 就農して一番困ったことはお金です。年収が会社員の頃に比べて大幅に減ってしまいました。また、言葉に慣れるのにも戸惑いました。最初の1年間は体力的にもつらかった時期です。
 良かったことは、帰りが早くなったことです。今は、家に帰ると、朝飯の片付けをして、夫婦で夕飯を作って、子供をお風呂に入れます。会社員時代にはできなかったことです。また、昔は体重が87kgもあり、高血圧で肝臓も悪かったが1年で健康になったように思います(笑)
 数年前から、田植えから稲刈りまでの管理を任されています。水管理や施肥、防除など作業計画を自分で立てて行っています。責任を持たされてやりがいもありますが、プレッシャーもひどく感じます。経験が豊富なら当たり前に管理できますが、自分は経験が浅くできません。それを埋めるために、普及指導員に話を聞いたり、自分で土づくりの勉強をしたり、最近は生育のデータを圃場毎にとっています。
 昨年は穂肥の時期が遅く収量が少なくなりました。今年は時期を早めて量も増やしていますが、変化のない田んぼもあります。なんで?と思いますが、データを残していけばその理由が見えてくるかもしれないと考えています。

将来はこんな農業をめざします!

 効率的・能率的な管理で本当にうまい米作りを!!
 早生で9俵、中生で8俵が直近の目標

今後就農をめざす人へ

 金のためだけなら農業はやるな。でも、我慢してもやる価値はある。
 農業は失敗がある程度許容される。また、思った以上に上手くいくこともある。皆で作業する楽しさもあるし、コンバインから籾が出てくる様子をみるのはやっぱり嬉しい。
 法人に就農するなら、単なる従業員ではなく、“本物の百姓”になってほしい。会社役員と対等に話せるような知識と技術を就農当初から目指して欲しい。

農林総合事務所所長よりひとこと

 農業とまったく無縁の人生を歩みサラリーマンを経験してきた原さんならではの農業感にこれまで忘れかけていた農業のよさを思い出させてくれました。
 農業は工業とも商業とも違う。ましてやサラリーマンとも。自然に影響を受ける農業。生活と一体化した農業。
 作物を育てるのと同じように、喜びが感じられる農業人生を心から応援します。

種本農林総合事務所長

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