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家族三世代で効率的な水稲複合経営!!(谷内前 達也)

谷内前達也写真

谷内前 達也 (やちまえ たつや)

Profile

石川県珠洲市生まれ
石川県立農業短期大学卒業後、金沢市の建設会社に勤務
その後、家業である農業を継ぐため珠洲に戻り、就農
平成17年に結婚し、同年12月には祖父母、父・母、本人・妻の3世代で家族経営協定を締結
現在、1男1女の良き父である
来年度は更に規模拡大を進める計画
 

就農のきっかけから就農まで

 我家は祖父母の代からの専業農家で、子供の頃から農業を身近に感じて育ちました。その頃は、水稲と椎茸、カーネーションを栽培していましたが、最近は水稲+大豆+施設軟弱野菜による複合経営を行っています。
 地元の普通高校を卒業時、将来は親の跡を継いで農業をやりたいという思いや普及指導員からの薦めもあり石川県立農業短期大学農業工学科に進学しました。卒業後、大学で学んだことを活かしたいと思い、金沢の建設会社に就職しました。
 しかし、建築関係の仕事が減ってきたことや、祖父母が作る小松菜の所得が自分の給料より高いのを見て、家業を継ぐ決心をしました。父は私が自分で決意するまで、戻って来いとは言いませんでした。
 平成17年には、祖父母、父母、自分と妻による家族経営協定を締結し、各自の役割分担を定めました。
父が水稲と簿記記帳、母が施設野菜と労働日誌の記帳、私はその補佐をし、1日の労働時間や休日の回数などの就業条件や1ヶ月の給与を明確にしました。
 現在では、水稲と大豆の栽培管理を父親とともに担っており、機械作業をメインに行っています。

就農してから現在まで

 就農当時は、農業は単純な作業が多く、水稲や大豆は機械化が進んでいるため、何て楽な仕事なんだろうと思っていました。
 しかし、就農して3年目になり、農業の難しさに直面しています。農業は種を播いてから収穫までの期間が長いため、結果がでるのが遅く、また、自然相手であるため同じことをしていても結果が毎年違います。今は父や祖父に教わりながら、いつかは2人を越えたいと思っています。
 現在、水稲を約20ha作付していますが、昨年から省力化のために一部で不耕起V溝直播栽培を導入しています。これは育苗作業が不要な分、労力を施設野菜などの他の品目に分けられるため、作業の効率化につながります。現在、直播栽培の面積は4ha程度ですが、将来的には区画の大きい圃場を中心に、全体の8割以上で導入したいと思っています。
 今後とも、新しい技術や品目を取り入れることで意欲的な農業経営を目指していきたいです。

将来はこんな農業をめざします!

 人を雇ってまで規模拡大をするつもりはなく、あくまで家族経営で効率的な経営を行っていきたい。

今後就農をめざす人へ

  農業は思った以上に難しいものです。しかし、それを乗り越えることにやりがいや喜びを感じることができます。
 私の場合は、家族という身近な所に先生がいました。本気で農業を始めるためには農業青年グループに参加したり、普及指導員とつながりを持つことで、良い先生、良い仲間にめぐり合うことが大切だと思います。

農林総合事務所所長よりひとこと

 ご両親は昨年、日本農業賞(県代表)を受賞されました。その時の審査委員から、大規模な経営展開が困難な奥能登で、農地を集積し、作目選択と複合化により極めて効率的で堅実な経営を行っていることが評価されました。達也さんには家族経営の良さをより追求して、働き方、家計と経営の分離、もう一つはイノベーションについて常に目を向けて欲しいと思います。

種本農林総合事務所長

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