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輪島朝市の新しい名物に!焼栗が大人気!!(松尾 和広)

松尾和広写真

松尾 和広 (まつお かずひろ)

Profile

愛知県出身
高校卒業後、地元流通会社に就職し、その後、建築業、出版会社、漁師など数多くの仕事を経験し、平成17年8月に輪島市の(有)川原農産で農業研修を受け、翌年、廃園化されつつある能登町金山の栗園1.4haを無償で借り受け、農業を始める
生産した栗は「焼栗」を独自で加工して、全国的にも有名な輪島朝市で販売
現在は栗が不足するほどの人気ぶりで、来年度は更に規模拡大を進める計画

URL http://www.wannet.jp/matsuo-kurien/

就農のきっかけから就農まで

 生まれ故郷の愛知県で過ごし、農業とはまったく無縁な生活をしてきました。農業への興味をもったのは、高校を卒業し会社勤めをするようになってからです。会社の人間関係が難しく、組織の中で自分の夢・目標を見いだせないでいました。そんなこともあり、幾つかの会社を転々としましたが、「食べもの」を作ったり捕ったりする農業や漁業の仕事に憧れるようになり、北海道で漁師として働きました。しかし、仕事は船の上。船酔いに苦しみ漁師は自分に無理と判断し、断念しました。
 ちょうどその頃、石川県の奥能登で農家の高齢化から担い手不足で、後継者を募集していることをインターネットで知りました。早速、インターネット先の地域のリーダー的農業者である輪島市の(有)川原農産を訪ね、3ヶ月間の研修をさせていただくことにしました。
 終了後は独立し、能登町の空き栗園を借り、営農を開始しました。
 お客様に喜ばれる「いいものを作って自分で売る」、農業は自分にあった職業だと感じています。

就農してから現在まで

 営農を始めましたが、生活は苦しく、今でもコンビニでアルバイトして生計を立てています。しかし、会社勤めの時のようなストレスはなくなり、朝起きてもイヤだと感じなくなりました。農業をやってよかったと思います。
 借りた栗園は木の高さが5m以上のものもあり、まず、主枝の切り返し剪定による樹高を低く抑えることから始めました。また、併せて新植も行っています。1年目は700kg程度の収穫ができましたが、JA出荷では全部で20万円程度と云われ、どうしようかと迷っていた時、インターネットで知り合った東京の焼栗メーカーの方から焼栗製造についてのアドバイスをいただき、何とか焼栗の製造法をマスターしました。
 あとは販売です。自分で販売するなら「輪島朝市」との思いから、朝市事務所に企画書をもって何度も訪れました。その熱意が通じたのか通常では簡単にとれない組合員の許可をいただくことができました。
 朝市に出て販売を開始したところ、朝市のおばちゃん達からも励ましをいただき、売れ行きは順調で完売することが出来ました。

将来はこんな農業をめざします!

 平成21年には経営面積を5ha に伸ばす計画で、生産量を増やし、輪島朝市の人気商品にしたい。

今後就農をめざす人へ

 独立したい人には農業はおもしろいが、どこで、何を作りたいのか、売り先を考えて就農することが大事です。
 消費者は今「ほんもの」を求めています。安全で美味しいものを作る熱意があれば可能性が大きい職業です。
 農業は時間の使い方が自由で楽しい仕事。作物が育っていく過程を見るのは感動します。自分のしたことに応えてくれます。

農林総合事務所所長よりひとこと

 就農へのあこがれ、挫折感、農業の楽しさ、厳しさを知った1年間ではなかっただろうか。焼栗との出会い、輪島朝市への飛び込み出店など前向きな姿勢がピンチをチャンスに替えてきた。周囲の暖かい目にも支えられ、生き生きと農業に取り組んでいる松尾さんのチャレンジする姿勢に乾杯!
 早くよき伴侶を迎え、夫婦仲良く、農業をされることを願っています。

種本農林総合事務所長

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