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魅力ある花づくりは新たな感性とチャレンジ精神から(稲垣 稔博)

稲垣稔博写真

稲垣 稔博 (いながき としひろ)

Profile

石川県宝達志水町(旧押水町)生まれ
県立農業短大で生物生産学科・花きを専攻、卒業後に金沢市内の花き市場に勤務した後、実家の経営に参画し、就農
羽咋郡市の農業青年グループ青雲会に加入、平成20年度から会長となり、羽咋管内で県大会が行われるため忙しい年となった
経営的には主に花き部門を担当しているが、花は市場ニーズに迅速に対応することが重要であり、新たに導入した品種などの栽培技術を習得中

就農のきっかけから就農まで

 子供の時から県内有数の花木の産地である押水で、父の花作りを見て育ち、休日は作業も手伝っていた関係で、父の後を継ぐことは早くから決めていました。
 農業高校と農業短大では花きを専攻し、卒業後は金沢市にある花の流通関係の会社に勤務、学校で学んだ知識のほかに販売や鉢花生産技術についても学ぶことができました。
 花き流通会社に勤務した後、結婚を機に家業に就業し、補助的役割からスタート。多品目栽培に取り組む父のもとで技術の習得に努めました。
 父は脱サラして花き栽培に取組み、切り花ハボタンなど最高の技術を持つ良き教師であり尊敬しています。
 また、家業に就業と同時に羽咋郡市農業青年青雲会の会員となり、現在は会長として積極的に活動に取り組んでいます。
 一方、羽咋郡市切り花研究会に父とともに参画し、切り花生産の振興に向け頑張っています。

就農してから現在まで

 経営内容は切り花部門の中心である小菊を2ha、40品種栽培、7~12月の長期間出荷しています。
 共販により花木を関西市場へ定期便で出荷していることが、切り花も同時出荷でき、コスト面や新たな品種を売り込むのに大きく役立ち、切り花ハボタン、ストック、アスター、ケイトウなど40品種を栽培しています。
 当初は父の指示どおりに働いていましたが、小菊部門の責任を持つようになり、市場ニーズにどのように対応していくか考えると、やるべき仕事が多すぎて、休む時間も惜しいようになってきました。花の栽培は売れ筋に対する情報収集といち早い取り組みが大事で、インターネットで調べたり種子業者の意見を大事にしています。
 新しい品種は土壌適応性や病害虫の発生が異り指導機関との連携が大切であり、花の生育観測地点となっているため、定期的に普及指導員が訪れ、早急に対応してくれるので感謝しています。また、農業青年活動を通じた情報収集も役だっていますよ。
 我が家の自慢は、父が切り花ハボタンを北陸で作れば色上がりが良くなるのではとの市場情報を取り入れ、3年がかりで成功させ、現在、県の戦略品目となったことですね。

将来はこんな農業をめざします!

 今は技術を身に付け、いいものを生産したい。将来はポインセチアやシクラメンなど贈答用の鉢物生産に取り組みたい。

今後就農をめざす人へ

 石川県には花を栽培する仲間が少ないので就農するなら花作りをやってみませんか。
 農業やっていくならこれからは新品種や新技術の勉強が一番大切。
 栽培期間はなかなか勉強する時間が無いので1~2月に本を読んだりインターネットで調べています。
 あとは同じ農業者との幅広いネットワークづくりに努めること。

農林総合事務所所長よりひとこと

 外見はカサブランカと言うより、ささゆり。稲垣さんが物静かな感じのため、周りの花が一層鮮やかに見える。
 小さいときから培われた花を愛でる心が良く表れており、いつの日か稲垣ブランドが日本人の心を癒し、家庭を明るくしてくれると信じています。
 また、石川の伝統ある茶道を支える花生産者として頑張ってください。
 期待しています。

藤田農林総合事務所長

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