能登山菜のページへ 6次産業化のページへ
HOME農業を始めてみたい方へ就農してからのこと津幡町の中山間地農業を守りたい!(加藤 篤)
このエントリーをはてなブックマークに追加

津幡町の中山間地農業を守りたい!(加藤 篤)

加藤篤

加藤 篤 (かとう あつし)

Profile

石川県津幡町生まれ
サラリーマン生活にピリオドを打ち、地元津幡町牛首で専業農家
水稲を主体とした経営に取り組み、就農後集落内外の農地を集積
現在、JA石川かほくの監事、青壮年部長、認定農業者など地域のリーダーとして活躍

就農のきっかけから就農まで

 サラリーマン時代からJAの青壮年部活動に携わり、様々な地区の農業を見ることができました。自分の地区を振り返ってみると圃場整備の計画も未定、地域を離れて市街地へ移住する人も増えるなど、将来この地区の担い手は?農業はどうなるんだろう?と強い危機感を持ちました。
 自分自身の生活面でも、このころ2人目の子供が生まれましたが、仕事が忙しく、子供と触れ合う時間がほとんど取れない状態でした。
 こんなライフスタイルにも疑問を感じていたことから、両親の反対はありましたが、「自分がこの地域の担い手になろう」と決め、離職し、就農しました。
 就農までは両親の説得に苦労もしましたが、実際の就農にあたっては、実家が兼業農家で0.7haの農地があり、技術的にも全くの新規ではなく、地域とのつながりもあったので新規参入の方よりは障害はなく、スムーズに就農できました。

就農してから現在まで

 就農後は青壮年部活動の人脈で様々な人から農地が集まってきました。現在地元と町内の4集落に利用権設定した農地4.0haがあります。この他にも作業受託(田植え等)のみの圃場が4.0ha、就農当時から津幡町の特産品であるまこもの栽培0.1haにも取り組んでいます。
 サラリーマン時代より所得は減りましたが、家族とふれあう時間が増え、消防団、緑の少年団、体育指導員など地域活動などに顔を出せるようになり、2年前から妻も一緒に農業に携わっています。
 平成17年には雪でハウスが倒壊し、中にあった田植機が壊れるというハプニングも経験しましたが、農機具の共済に入っていたおかげで助かり、なんとか現在に至っています。
 現在引き受けている農地は点在していて、一番遠いところで自宅から15km離れており効率が悪い状態です。今後は、集約することが最重要課題です。また、集落営農の合意が進めばその中で作業の中心となって地域を担っていけたらと考えています。

将来はこんな農業をめざします!

 中山間地域を中心に農地集積を進め10ha規模に拡大したい。
 点在している農地をまとめ効率化を図ることが課題です。

今後就農をめざす人へ

 農業の現状は厳しい。それなりの気構えで望んで欲しいですね。
 でも自然相手の仕事は自分にとっても、家族にとってもすばらしい職業だと思います。

農林総合事務所所長よりひとこと

 加藤さんは、農業の担い手だけではなく、JA 青壮年部長、緑の少年団育成委員長、消防団員等、地域社会の担い手としても活躍しています。
 まとまった農地を借りられない中山間地域にあって、往復1時間を要する離れた農地も耕作するなどの不利な条件下で頑張っています。そのため、農林事務所としても加藤さんが中山間地域における農業や地域の担い手として、地域の期待に応えられるよう引き続き、支援していきます。

高農林総合事務所長

▲ページTOPに戻る
 


公益財団法人いしかわ農業総合支援機構 〒920-8203 石川県金沢市鞍月2-20 石川県地場産業振興センター新館4F TEL076-225-7621 FAX076-225-7622 免責事項のページ 個人情報についてのページ お問い合わせのページ