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水稲とエノキタケの複合経営で頑張る農業青年(田淵 智文)

田淵智文写真

田淵 智文 (たぶち ともふみ)

Profile

石川県小松市串町生まれ。小松高校から富山大学工学部化学生物工学科卒
大学卒業後、民間企業勤務を経て、実家で就農
就農準備校「アグリ塾」基礎コース受講
平成17~18年 農業青年グループ会長
平成20年 JA小松水稲部会監事
平成20年 JA小松無人ヘリ防除安全運営協。議会(スカイパラダイス)副会長

経営概要
 水稲7ha
 エノキ栽培40,000本
 レンコン1.3ha
 野菜(ナス、大豆、ササゲ等)10a

就農のきっかけから就農まで

 農家の長男という立場から、家業を継がなければならないと言う思いは子供の頃から持っていた。大学に進学するに当たっては、いずれは農業をやるにしても即就農するのではなく、農業と違う世界を見てから農業をやろうと思っていた。学費のことを考えると国公立を選択せざるを得ず富山大学を選択した。大学では、遺伝子工学に興味を持っていたので、化学生物工学科を選択し、キノコの事などを学んだ。大学では、将来一緒に農業をやってくれる伴侶を見つけたことは、今日の自分があると思っている。
 卒業後、石川県の民間企業に就職し環境部門の業務に従事したが、父の体調が悪化し、大変そうなので支援を必要としていたことと、大学で将来を約束した妻との結婚が決まったのを機に就農を決意した。
 農業に関する知識は皆無であったが、両親が既に水稲とエノキタケの栽培をやっていたので、両親に教われば何とかなると思っていたので、就農のための準備とかは一切することはなかった。

就農してから現在まで

 就農したが、農業の農の字も知らないことから、朝から晩まで父と行動を共にし、農業に関する知識を学ぶことにした。しかしながら農業の専門用語や作業順序などがわからず、これではいけないと思い、農業の基礎を学ぶ必要性を痛感し、県の主催するアグリ塾で基礎を勉強することにした。アグリ塾では、野菜と水稲のコースを受講し、基本的なことを学ぶと共に農業仲間が出来たことは良かったと思っている。
 その後も父とは色んな議論をしながら、一緒になってやってきた。しかし、父の知識は経験に基づいた信念に近く、自分の意見が通ることがなく歯がゆい思いもした。近年は、ある程度の技量を認めてくれたのか、徐々に口出しをすることが少なくなり、任せてくれるようになった。
 今は将来の自分の農業をどう持って行くべきか模索しているが、農業所得は年々減少していくという厳しい現実がある。規模を拡大するにしてもどのようにして土地を集積するか難しいし、それにもまして、これからの農業は経営センスが絶対に必要と思う。

将来はこんな農業をめざします!

 徹底した省力化と規模拡大を図り、生産性の高い農業経営を確立する。

今後就農をめざす人へ

 ゼロから農業をやるということは大変である。くじけないやる気と資本そして経営感覚が必要である。農業で飯を食うというのは趣味の農業とは訳が違う。ましてや、家族を持つと責任は大きい。
 どうしてもやるというならば、逆境にもめげずに根気強く、計算高く農業に従事して欲しい。農地をあまり要しない付加価値の高いものを作るか作り手のいない地域で取り組むのも一つの方法であると思う。

農林総合事務所所長よりひとこと

 田淵さんは、長身で両親思いの優しい農業青年でした。早くから農業をやる宿命にあると言うことを自覚し、父から技術を踏襲するため、日夜父と行動を共にし、今ではりっぱな農業経営者に成長されているとお見受けしました。将来は、もっと規模を拡大したいとの思いも聞き、夢が実現することを祈っています。

中山農林総合事務所長

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