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試行錯誤の毎日、目指すはプロトマト農家(阿戸 大幸)

阿戸大幸写真

阿戸 大幸(あど ひろゆき)

Profile

石川県小松市今江町生まれ
松任農業高校(現翠星高校)を経て、石川県農業短期大学を卒業
卒業と同時に和歌山県の農家でトマトの養液栽培の研修の後、就農し、実家でトマト栽培に従事
平成19年から小松能美地区農業青年グループ副会長

経営概要  ハウス7棟(20a)で約3,000本のトマトを栽培

就農のきっかけから就農まで

 実家が葉タバコ農家であったことから、小学生の頃から農業を手伝い、農業に親しみを感じ、農業高校を志望した時点でほぼ農業をやろうと決心した。
 学校時代で学んだことは余りにもアカデミックで、実務を学ばなければ農業は出来ないと思い、農林総合事務所と高校の恩師に相談し、和歌山県のトマト農家で半年間の実務研修を受けた。
 トマト栽培をやろうと思ったのは、当時、今江で籾殻を使用した水耕栽培の試作が始まり、自分もやってみたいと思っていたからだった。
 研修を終え自宅に戻ると、親がハウス用地を準備してくれた。資金は新規就農者の補助制度を利用したが、経費節減のため自力でハウスを組み立てた。しかし、建て方がわからなかったので、親に教えてもらいながら苦労してなんとか5棟のハウスを建てて1月の播種に間に合わせたものの、水耕栽培装置の操作や気象災害対策等わからないことが多すぎて、不安の中でのスタートだった。

就農してから現在まで

 水耕栽培に関する十分な知識を持ち合わせていない中でのスタートだったため、最初の頃はわからないことがあると農林総合事務所や近所の農家に教えを請う一方、先輩農家のやっていることをじっと見ていたことを思い出す。
 栽培規模は最初1,700本からスタートし、3年目で3,800本、4年目で4,200本と増やしてきたが、毎年必ずトラブルに見舞われた。
 その度問題を1つ1つ解決し、「今度こそは納得のいく栽培をやろう」との思いの繰り返しで今日まで続けてきた。この間、多くの方々から支援を頂き、大変感謝している。まだ自分の中では満足いく栽培ができていないが、良いトマトの割合は増えてきていると思う。自分が育てたトマトを見ていると楽しい気分になります。
 今年は祖父が高齢になり労力が不足するため、ハウスを1箇所にまとめ作業の効率化に取り組み、収益の向上を目指したい。

将来はこんな農業をめざします!

年間を通じてパーフェクトな栽培技術を身につけ、規模拡大を目指したい。

今後就農をめざす人へ

 農業は、栽培技術は基より、施設や機械の補修、配管や電気設備の知識等、様々な知識が必要だと思う。
 単に「農業をやってみたい」というあこがれでやれるものではないので、就農前に実際の農家に研修を受けることを勧めたい。
 また頼れる相談相手や仲間を作ることも大切だと思います。

農林総合事務所所長よりひとこと

 阿戸君はソフトな語り口のとても優しい好青年でありました。
 トマトの水耕栽培の研修を受けての就農であったが、実際やってみるとあらゆる知識の不足を感じ、毎日が試行錯誤の連続で大変な苦労を経験してきたとのことでありました。
 とは言え、非常に研究熱心で、今ではトマト栽培に対する確固たる自信も垣間見ることができました。
 当面はトマトにこだわって規模拡大をやりたいとのこと。夢実現に向かって頑張れ!!!

中山農林総合事務所長

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