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プロサッカー選手の夢を断念して就農。農業の奥深さに夢中(大前 悠輝)

大前悠輝写真

大前 悠輝(おおまえ ゆうき)

Profile

大阪府羽曳野市生まれ
白山市内にあった全日本サッカー専門学院に入学
プロサッカー選手を目指し、金沢市内のクラブチームで練習に励む傍ら、西村農園でアルバイトを開始
平成18年 (有)西村農園(金沢市粟崎町)に入社。サツマイモやスイカの栽培に従事

経営概要

 サツマイモ3ha、スイカ1.5ha、ダイコン66a、葉ボタン15a
 ※(有)西村農園

就農のきっかけから就農まで

 大阪府出身の私が石川県にやってきたのは、白山市内にあったサッカーの専門学校に入学するためでした。当時はプロのサッカー選手になるのが夢だったのです。2年の途中に専門学校が経営破綻してしまったので、その後は金沢市内のクラブチームに籍を置き、練習に励みました。
 現在勤務している西村農園でアルバイトするようになったのは22歳の頃です。西村農園の西村社長も以前、そのチームでプレーしていたことから、当時の監督を通じて紹介され、練習のない午前中に農園で働くようになりました。サツマイモやスイカの収穫をはじめ農作業は初めてのことばかりでしたが、体を動かすことが好きだったので楽しく感じました。
 農園での仕事にもすっかり慣れたころ、西村農園が法人化することになり、その際、西村社長から「社員にならないか」と声をかけていただきました。私も28歳になっており、そろそろ将来の進路を決める時期だと考えていましたから、プロサッカー選手になる夢を諦め、入社を決めました。アルバイトを通して、農業は自分にぴったりの仕事だと感じていたので、まったく迷いはありませんでした。

就農してから現在まで

 アルバイトを始めた当初は何も分からなかったので、一から丁寧に教えてもらい、この10年で少しずつ、知識や技術を蓄えることができました。
 西村農園ではサツマイモやスイカ、ダイコン、葉ボタンを栽培しています。作物に応じてさまざまな作業がありますし、例えばスイカならば、冬場に土壌を消毒して、春に育苗と植え付け、その後整枝して、夏に収穫といった具合に、季節ごとに仕事内容も違いますから飽きることがありません。手を加えればその分だけ、おいしくて品質のいい作物が育つという点も、やりがいにつながっています。
 農業は奥が深く、やればやるほど興味が湧いてきます。そこで、3年前から約3aの家庭菜園を借りて、ナスやキュウリ、トマト、トウモロコシなどの実験的な栽培を始めました。ここでは、肥料の種類や量、あるいは水の量を変えたり、一切肥料を与えずに育てたりと自分なりに考えたさまざまな栽培方法を試しています。育て方次第で、大きさや味に随分と差が出ることが分かりました。家庭菜園でもっともっと試行錯誤して、将来的にはそのノウハウを仕事に役立てることができればと考えています。

将来はこんな農業をめざします!

 とにかく、今は与えられた仕事をしっかりとやるだけです。その時々で、ベストを尽くします。

今後就農をめざす人へ

 私もそうでしたが、いきなり就農するのではなく、農園でアルバイトとして働くなどすれば、少しずつ仕事に慣れることができますし、農業が自分に合っているかを判断するのにも役立ちます。
 例えば、種イモを植えるための穴を一日中スコップで掘ったりときつい仕事もありますので、体力も必要です。軽率に考えてはいけません。

農林総合事務所からのメッセージ

 サッカーを縁に石川県に来て、サッカーに理解ある経営者の元で働けることは幸せなことと思います。
 今は家庭菜園で試行錯誤しながら農業の楽しさ、技術の奥深さを実感されている、それをどんどん活かしていただきたい。
 今後も、サッカーも、五郎島の農業も情熱を持って取組み続けてほしいと思います。

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