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ママさん、脱OLでメロン栽培と子育てを両立(吉川 香里)

吉川香里写真

吉川 香里 (よしかわ かおり)

Profile

福井県勝山市生まれ
大阪で就職、結婚後、小松工場に転勤に合わせ、能美市に移住。第2子を出産後、就農を決意
指導農業士である父から技術を学ぶが、本人も就農準備校「アグリ塾」に入塾(1期生)するとともに、普及センターでの研修で技術・経営を学ぶ
平成9年にビニールハウス6棟で就農、現在は施設25a(メロン、トマト、コマツナ)露地10a(ネギ、ダイコンなど)を経営し、現在は農場直売、地元スーパーや給食センターに販売するなど、全て地元で販売
平成20年に「明日の農山漁村を担う女性」表彰で農林水産大臣賞を受賞
 

就農のきっかけから就農まで

 第2子の出産時に切迫流産で入院することになり、幸い大事には至らなかったものの、改めてベッドの上で今後のライフプランについて考えました。
 仕事は嫌いではありませんが、子どもに接する時間が短過ぎます。育児と仕事の両立させるためには「自宅での農業が一石三鳥」と思い立ち、脱OLを決意しました。
 福井県の指導農業士である父親に相談したところ「農業は手に職、やるなら応援するぞ」と励まされ、父親から栽培技術を学ぶことにしました。
 しかし、いくら父が福井県の指導農業士でも、石川県出身でない主婦の私が「農業を始めたい」と関係機関に相談しても、最初は全く信用されませんでした。
 それでも、粘り強く関係機関に通ううち、農業をやりたいという私の熱意が認められ、当時の辰口町(現能美市)の農業委員会から農地の斡旋を受けることができました。

就農してから現在まで

 当初はメロンを経営の中心にして営農を開始しました。周辺にメロンを作っている農家がおらず競合することはないし、何よりも単価が高いのが魅力でした。
 夜泣きする子どもを育てながらの早朝作業は辛いものがありましたが、一から作り上げる仕事としての喜びは大きかったです。
 最初はJAから市場出荷していましたが、出荷した後はどこの店に並べてもらっているのか、どんな人が買ってくれたのかが分からず、作る張り合いがありませんでした。
 出来れば地域の人や子どもたちに食べて欲しいと就農2年目から近辺の保育園児を農場に招待して「トマト狩り」「ホウレンソウ狩り」「だいこん掘り」を毎年実施しています。そこで地元スーパーや給食センターに営業をして取引できるようになりました。
 これまで、自分が消費者だったら、親だったらという視点で、顧客との接点を持ち続ける方法を考えながら営農してきました。
 地域の子どもたちの情操教育、食育という点からも、土と触れ合う場所が必要だと思っています。
 また、就農時に親身になって協力してくれた地域の方々への恩返しにもなると思っているのです。

将来はこんな農業をめざします!

 将来は、イチゴやメロンのもぎ取り、花摘みが出来る「体験農園」の経営を目指しています。

今後就農をめざす人へ

 「憧れ」以外に「目的」を持って下さい。憧れは時間が経過するとともに薄れ、そのうち、収入面の不安や作業のしんどさが憧れを追い越します。その時、目標がないと途方に暮れることになりますよ。

農林総合事務所所長よりひとこと

 吉川さんはしっかりとした自分の考えを持っている頼もしい母親のイメージでありました。
 平成20年にこれまでの活躍を評価され農林水産大臣賞を受賞されたことは本当に喜ばしいことです。
 今後とも、子供たちのため・地域のためにご活躍を期待します。

中山農林総合事務所長

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