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ゼロからの就農。良き理解者と出会い、知識と技術を研さん(宮上 裕介)

宮上裕介写真

宮上 裕介(みやかみ ゆうすけ)

Profile

石川県白山市(旧鶴来町)生まれ
金沢工業高等専門学校卒業。その後、アルバイトをしながら東京で生活する。
平成21年  地元に帰り「いしかわ農林漁業就職フェア」(いしかわ農業人材機構主催)に参加
同年3月から吉野農園(白山市下吉野)に就職、トマトなどの栽培に従事
平成22年 いしかわ耕稼塾(予科)で研修 農商工連携研修(実践コース)を受講

経営概要

 トマト40a、メロン1.5a、葉ボタン3a、小松菜・ホウレンソウ・レタス・チューリップ4a
※吉野農園

就農のきっかけから就農まで

 農業をやりたいと思ったのは、就職を考え、東京からUターンしてきた時です。東京では、さまざまなアルバイトを経験したのですが、造園会社で庭木の剪定などを手伝った際、植物に興味を持ったのがきっかけでした。とはいえ実家は農家ではありません。就農先を探そうとまずはハローワークに行ったのですが見つからず、その後、親の勧めもあって農林総合事務所へ相談に行きました。そこで、就農希望者と農業法人等をマッチングする「いしかわ農林漁業就職フェア」の開催を知り、後日、参加したのです。
 フェアでは野菜を生産する約10社の農業法人と面談しました。農業をやりたいという漠然とした思いだけで、知識はまったくありませんでしたから、「もっと勉強しなきゃ」と叱られることもありました。そんな私を温かく迎えてくれたのが、現在お世話になっている吉野農園の古賀勝さんでした。古賀さんも非農家出身で、金融関係の仕事から一念発起して農業を始めた方です。何より私の気持ちを大事にしてくれて、「一緒にやろう」と声をかけてくれました。就職を決めた後、通勤の足がないことを知ると、専用の軽トラックを用意してくれていて、これには感動して、やる気がわいてきました。

就農してから現在まで

 吉野農園では24棟のビニールハウスを管理しており、主にトマトを生産しています。古賀さんや地元のトレーナーの方に指導を仰ぎながら、土作りや育苗、定植、収穫といった作業に従事しています。農業にはのんびりとしたイメージを持っていたのですが、まったく違いますね。慣れないうちは手が遅くて時間に追われることも多いですし、天候やトマトの生育ステージに合わせてやることがたくさんあります。とはいえ、手をかけた分だけ、いいトマトができるのでやりがいも十分感じています。
 1年経つと作業には随分慣れ、2年目は1棟を自分一人で管理してトマトやメロンを育てました。しかし、水や温度の管理が不十分で収穫できず、あらためて難しさを実感しました。今年からは冬場にガラス温室を1棟借りて、小松菜やホウレンソウ、レタスなどの栽培にも取り組んでいます。チャレンジの連続ですが、いろんな栽培方法を学べるのはいい経験です。また、いしかわ耕稼塾農商工連携研修を受講するなど、自己研さんにも力を入れています。今春から後輩が入ってくるので、「意識は常に高く」「作業は丁寧に早く」という古賀さんの言葉を胸に刻み、いい手本になれるよう頑張ります。

将来はこんな農業をめざします!

 経営規模の拡大と六次産業化を目指します。また、就農を目指す人に体験・研修の場を提供したいと思います。

今後就農をめざす人へ

 農業をやりたいと思っている人は、農業法人等で手伝わせてもらったり、いしかわ耕稼塾等の研修制度を利用すれば、勉強になります。また、農業法人にもいろいろな経営スタイルがあります。自分との相性もありますから、就職の際はいろいろな法人で話を聞いてみることが大切です。
 とにかく、分からないことがあれば、近くの農林総合事務所に相談するのが一番です。

農林総合事務所からのメッセージ

 2年間の就農を通じて、トマトづくりの技術を身につけ、また、いしかわ耕稼塾などで積極的に勉強し、知識や仲間も広がったことと思います。今年はこの地に就農して3年目となり、後輩もできて教えられる立場から先輩として教える立場になり、新たな難しさもあると思います。是非、大先輩の古賀さんにどんどん相談して、作物と人を育てるワザを学んで下さい。

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