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白山を眺めながら汗を流す農作業は、最高に幸せです(稲本 彰彦)

稲本彰彦写真

稲本 彰彦(いなもと あきひこ)

Profile

石川県金沢市生まれ
大学卒業後、地元のIT関連企業に就職
平成20年 石川県が運営するアグリ塾(休日コース)を受講
平成21年 勤務先を退職し、いしかわ耕稼塾(本科)に入塾
平成22年 いしかわ耕稼塾(本科)修了後、農業に従事
 

経営概要

 小松菜14a

就農のきっかけから就農まで

 大学卒業後、地元の企業に就職し、ずっと働き続けていたものの、子どもが独立したら何か別のことに挑戦してみたいと思っていました。そんな気持ちを抱えながら、毎日、職場と自宅を車で往復する中で、天気のいい日に白山や立山までを見渡せる河北潟の雄大な景色に目を奪われ、自分が育ったこの土地で農業をやってみたいと本気で考えるようになりました。
 しかし、親戚にすら誰も農家がいなかったので、農業への知識や技術などについて不安な点が多く、石川県が開催していたアグリ塾・休日コース(毎週土曜日実施)に申し込み、1年間、仕事と両立しながら、農業の基本から一つひとつ必死で勉強しました。
 この1年で、自分もこれから農家としてやっていく自信がつき、ちょうど子どもたちも独り立ちする年になったので、思い切って30年間勤めた会社を退社することにしました。退職後は、いしかわ耕稼塾(本科)に入り、具体的な経営や栽培法などを専門スタッフから修得。修了後、念願だった河北潟で農家としての第一歩がスタートしました。

就農してから現在まで

 農家になんのツテもなかったので、何と言っても土地の確保が大変でした。そんな時に役立ったのがアグリ塾やいしかわ耕稼塾でできた人脈で、賃貸という形になりましたが、現在のビニールハウス5棟や収納庫、事務所のある土地を紹介してもらいました。ただ、しばらく放置されていた土地とあって、3メートルもある草を刈ったり、ビニールハウスを修復することから始めなければなりませんでした。とはいえ、大変だったことよりも、自分の農地に変わっていく喜びの方が大きく、全く苦痛に感じることはなかったです。
 5棟のビニールハウスでは、価格が比較的安定し、生産効率のいい小松菜を栽培しています。それでも昨年は猛暑、今年の1月に入って記録的な低温と、ベテランの農家さんからも「えらい年から始めたもんや」と言われるほどの天気で、毎月一定の収穫量を確保するのに苦労しました。また、1棟のビニールハウス内でも、真ん中と隅では小松菜の出来が違い、品質を安定させることも今後の課題です。
 これからは、無理せずビニールハウスの数を1つずつ増やしながら、おいしく、品質のいい河北潟産の小松菜を作っていきたいと思っています。

将来はこんな農業をめざします!

 品質の確かなものを安定して提供できる、頼りにされる生産者になりたいです。

今後就農をめざす人へ

 農業は、ある程度の初期投資が必要で、誰でもすぐにもうかるほど甘くありません。それでも長いスパンで設備投資や栽培計画などを考えて工夫すれば、きっとやっていけるはずです。何よりも大切なことは、何でも自分だけでやろうと思わないことです。農業には周りの方の協力や支えがとても大切です。周囲の声に耳を傾け、先輩方から学ぶ姿勢も成功への近道だと思います。

農林総合事務所からのメッセージ

 河北潟で小松菜を共同販売しているグループは12名と少数ですが、1億円の売上げを誇ります。
 産地として県外への販路開拓や食育活動など様々な取り組みを行い、さらに飛躍を目指している中、民間企業で磨いた様々なスキルを持つ稲本さんには、大きな期待が寄せられています。

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