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身の丈に相応した継続できる農業をめざして!(田中 宏一)

田中宏一写真

田中 宏一 (たなか こういち)

Profile

香川県出身
会社を早期退職し、サラリーマン時代の最終赴任地であった石川県で就農準校「アグリ塾」通年コースを受講
平成18年に河北潟干拓地(内灘町湖西)で離農農家より施設を含めて農地を購入し、奥さんとパート1人の3人で営農を開始
現在は約60aの農地に建つパイプハウス10棟を活用し、こまつなの周年栽培を行い、河北潟営農公社を通じて市場へ出荷

就農のきっかけから就農まで

 サラリーマン時代から漠然と「何か違う世界の仕事をやってみたい」という願望を持っており、会社の事情で早期退職のチャンスがあったことから、退職しました。
 選択肢の一つとして農業があり、漠然と関心をもっていたものの、全くの未経験で具体性もありませんでした。
 ハローワークでの就農相談会でアグリ塾の存在を知り、通年コースを受講し、野菜栽培の基本知識を学習しましたが、研修期間の半分をすぎても就農地や栽培品目も明確に決まっていませんでした。
 そんな時に21機構を通じて「河北潟干拓地でこまつなを栽培していた方が離農するため、河北潟施設園芸部会が後継者を探している」という情報を知り、同部会の方から具体的なことを教えてもらうことにしました。
 その結果、アグリ塾の農家研修を同部会の農家の方のところで行うことになり、約6カ月の間こまつな栽培の基本を親身になって教えてもらいました。
 そして、平成18年4月から河北潟で営農を開始しました。

就農してから現在まで

 就農当初は、教わったことをこなして行くことで精一杯でしたが、何かわからない事があれば部会の先輩方に聞くことを心がけました。先輩の皆さんもとても親身になって教えてくれたので本当にありがた
かったです。このような指導が無ければ、今まで続けてくることができなかったのではないかと思います。
 譲り受けた60aの土地には2.4aのハウスが12棟ありますが、現在は、そのうち10棟のハウスを使いこまつなを年間5~6作栽培しています。
 収量アップのためには、労働力や栽培面積を増やす必要があると先輩方からアドバイスをいただいていますが、私と妻の体力や気力なども勘案し、焦らず営農を継続していくことが大事であると考えているので、現在のところ規模の拡大は考えていません。
 幸い就農以来、年々収量も向上していますので、当面の間は収量が前年割れしない事を第1目標に努力をしていきたいと考えています。

将来はこんな農業をめざします!

 できるだけ化成肥料や農薬に頼らない野菜作りをしたいと考えています。

今後就農をめざす人へ

 ある程度の「計算」と「思い切り」が必要ですが、度が過ぎるとせっかくのチャンスを逃したり、取り返しのつかない失敗の原因となるような気がします。
 「家族」、「資金」、「体力」等々を考えて、何とかなりそうならトライしてみる価値はあると思います。
 特に奥さんとの相談と合意は大事です。

農林総合事務所所長よりひとこと

 就農2年余りで「河北潟こまつな」産地の出荷量の約10%を生産するまでになった要因を聞くと、「関係者の支援や前の生産者から施設等を引き継ぐチャンスに恵まれたこと」と言うが、就農後、130回の種まき、収穫等についてパソコン上で管理し作業計画や労務管理等に活かしている努力も注目した。
 今後の課題は栽培土壌の管理や家族の健康管理とのこと。どちらも無理をしないで産地の一員として長く続けてほしい。

高農林総合事務所長

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