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自分らしく輝け、将来性のある農業界に転職(東 裕平)

東裕平

東 裕平(あずま ゆうへい)

Profile

石川県金沢市生まれ
国士舘大学卒業、地元の建設会社へ就職
建設会社を辞めて、アルバイトをしながら日本代表スキー選手を目指す
平成21年 金沢市のれんこん生産農家(れんこん生産組合長)でアルバイトをしながらレンコン作りを学ぶ
平成22年 河北潟干拓地で加賀れんこん作り開始
 

経営概要

 加賀れんこん1.5ha

就農のきっかけから就農まで

 両親が建設会社を経営しており、東京の大学を卒業後は、地元の建設会社に就職しました。私は長男ですから、しばらくは修業期間と考えていたのです。
 1年半、現場監督としてあちこちの現場を走り回りながら、がむしゃらに働いていたのですが、テレビや新聞などマスコミでも連日報道される建設業界の先行きと、同時にこれからの自分の人生にも不安を感じ、「本当にこのままでいいのだろうか」と自問自答するようになりました。
 高校、大学とスキー部に所属し、日本代表を目指しながら、毎日、厳しい練習に打ち込み、何度も大きなケガを乗り越えてきただけに、目標が定まらない中で過ごす日々は自分にとって何より苦痛でした。そこで、自然の中で学び、育ってきた自分の適性と、人一倍体力に自信があること、将来のことなどを真剣に考え、農業に挑戦することに決めました。両親にも農業を本気でやりたいという自分の気持ちを包み隠さず伝えたところ、親も建設業の将来には不安を感じていて、自分の考え方に共感してくれました。
 農業を始めるにあたって、自分の周りには農家の知り合いがいなかったので、いしかわ農業人材機構に相談し、加賀れんこん作りに取り組むことにしました。

就農してから現在まで

 まず1年目は、金沢れんこん生産組合の髙山組合長に付いて、栽培法から掘り方、箱詰めなどを手取り足取りで一つひとつ教えてもらいました。2年目は、本格的に自分でレンコン作りに取り組むため、河北潟干拓地の畑を借りることにしました。これまで畑地だった土地をレンコン畑にするため、父親にも協力してもらい、実家にあった重機を使いながら、畑の勾配を直すなどの整地を行ないました。この時ばかりは、実家が建設業で本当によかったと思いました。
 自分の力で悪戦苦闘しながら農業に取り組んだ1年でしたが、まずまずの収穫量を確保でき、年末は朝 4時から夜の9時まで母にも箱詰めを手伝ってもらうほどでした。しかし、当然のこととはいえ、レンコンの歯ごたえや風味、そして味は先輩方に全然かないません。
 先輩の中には、レンコンの葉を見ただけで、今、何をするべきなのか、分かる人がいます。
 これからは、自分も消費者の方に「東の作った加賀れんこんがやっぱり一番や」と言ってもらえるような生産者になれるよう毎日努力していきたいと思っています。

将来はこんな農業をめざします!

 消費者から自分を指名してもらえる。そんな加賀れんこんを作りたい。

今後就農をめざす人へ

 農業はやる気があれば、それに応じた結果が必ずついてきます。努力が形として残る点も魅力です。だから失敗を恐れず、挑戦してみる勇気も必要かもしれません。
 また、本気で取り組んでいれば、家族も含めて周りの人がどんどん協力してくれるように思います。振り返ってみると、自分も両親や家族の支えがなければ、農業に打ち込むことはできませんでしたから。

農林総合事務所からのメッセージ

 レンコン栽培では、掘り取り作業が大変ですが、栽培初年目の今年が特に雪が多く、これまでスキーで鍛えた体と持ち前の頑張りで、厳寒の干拓地でレンコン掘りに精を出されておられました。
 また、東さんは、常に美味しいレンコン作りを目指しておられますが、今後、研鑽を積まれて栽培技術を極められ、加賀レンコンを生産する皆さんでブランド力をより高められることを期待します。

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