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開発地入植3代目・チャレンジ精神で頑張る!!(前田 国且)

前田国且写真

前田 国且 (まえだ くにかつ)

Profile

石川県穴水町大郷生まれ
穴水高校卒業後、岐阜県の花き生産販売の農業法人に就職する。その後、Uターンして実家の(有)前田農園で就農。祖父母の代に開発地に入植した開拓農家の3代目
(有)前田農園は開発地での野菜・果樹の大規模経営を行っている。主な作物はすいか、かぼちゃ、さつまいも、はくさい、だいこん、りんご、ぶどうであり、近年は野菜苗が20万本と増加している。また観光農園も開設しており、りんご、ぶどう、さつまいもの収穫体験ができる。
 

就農のきっかけから就農まで

 僕の家はジイちゃんが戦後開拓で入植し、僕が生まれる前に父ちゃんが国営農地開発地に入り、畑での農業を始めました。ジイちゃん、父ちゃんの二人ともアメリカに農業留学したことがあり、チャレンジ精神が豊富で、いろんな作物を試しながらどんどん農地を広げていき、今では13ヘクタールになっています。
すいか、かぼちゃ、さつまいも、はくさい、だいこんは市場へ出し、野菜苗はホームセンターと契約栽培、りんご、ぶどうは観光農園での摘み取り用として作っています。
 子供の頃から家の手伝いをしていたので、農業に嫌な感じは持っていませんでした。高校は近所の普通科に進みましたが、卒業するときにはものづくりがしたい、それも家で作っていない花づくりをしてみたいと強く思うようになりました。
 ジイちゃんと父ちゃんは大学に進んでもっと勉強しろというし、僕は花づくりがしたかったのでけっこう悩みましたが、普及員が勧めてくれたこともあって、コチョウランの生産から販売までをしている岐阜県の会社に就職できました。
 会社では新しい品種の育成から栽培管理の方法と企業秘密が多く、就職したら一生やめられないということもあり、コチョウランの作り方をマスターしたら独立しようという僕の思惑がハズレてしまいました。そんなこともあり、会社を辞め、穴水に帰り家の仕事を手伝うことにしました。

就農してから現在まで

 家の農業を手伝い始めてから1年とちょっと経過しました。ジイちゃんと父ちゃんからやれと言われた作業はなんとかできるようになったと思います。でも野菜苗から露地野菜、りんご、ぶどうといった果樹まで品目の数が多いので作り方をマスターするのはキツイ。さらにぶどうでは県内では誰もやっていないレインカットの立木栽培法、りんごでは新しい品種の‘秋星’をつくりはじめるなど新技術も多いのでなおさら大変です。
 一緒に作業をする従業員は5人、宿泊研修施設があるので短期の研修生がいることも多いです。この人たちに負けないように早く仕事を覚えたいと思っています。
 観光農園もしているので、リピーターというか「美味しい」と言って何度もぶどうやりんごを買いに来てくれるお客さんがけっこうたくさんいます。こういったお客さんと接していると、まだ花づくりにも未練はありますが、今ある品目で頑張ってみようかなという思うようになってきました。

将来はこんな農業をめざします!

 まずは地元のお客さんに喜んでもらえる野菜を作る。

今後就農をめざす人へ

 農業は外仕事が多く肉体的にキツイが、自分が作った野菜をお客さんが「美味しかったよ」と言ってくれるので、気持ちの面で助かることが多い。
 お客さんの反応がダイレクトにわかる直売は、金銭面だけでなく、色々と勉強になるのでやってみる価値はある。

農林総合事務所所長よりひとこと

 フロンティアスピリッツに富んだご一家に育ったせいか、国且さんの話し方は、ゆったりしていますが農業3年目とは思えない自信を感じました。
 規模拡大より高品質なものをお客様に提供したいという思いを強くもっておられるようで、今の思いを大切に頑張ってください。

種本農林総合事務所長

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