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地域に根ざした建設業者の農業参入(清廣園緑化)

有限会社清廣園緑化(せいこうえんりょくか)

企業のプロフィール

代表取締役廣野 拓雄
設立年月平成11年4月
所在地石川県輪島市門前町
資本金2,000万円
事業内容建設業
従業員数13人

農業参入状況

参入年月平成21年8月
参入場所輪島市門前町剱地地区
借入農地面積91a
主な作物能登カボチャ
担当部署名造園部
業務執行役員廣野 拓雄
業務執行役員数1人
農業従事者数6人 うち臨時雇用4人

企業理念

 地域住民との融合を計り 地域に根ざした企業

農業に対する思い

 近年、日本における耕作放棄地問題は深刻であり、解消に向け日々努力し、安心・安全な作物づくりに努め、地域活性化を図る。

きっかけから実際の営農開始まで

 本業である造園緑化工事の公共事業の減少による従業員雇用の仕事量の確保が絶対使命であり、本業で培われた労力と自社所有の建設機械の使用で経費の削減を図り、利益を上げられるよう努力をする。時期と作物についてはもう少し慎重に考えて行く予定でしたが、今回の耕作放棄地の地主、地区住民及び市役所農林水産課からの強い要望もありこの時期になりました。又、作物も冬場の仕事量の少ない時期を利用したシイタケ栽培も、試験的に始めており、原木の確保、伐採、運搬、植菌等で仕事量を確保しています。農地の取得については、前述の通りの状況で地主さんから無償で借り受けました。支援面では、全額助成ではないので、トラクター購入も高額の為、収益性を考えて、知人の農業会社に耕起を依頼し安価に作業をしてもらいました。

参入してから現在まで

 参入当初の21年8月は抑制カボチャで8月初旬が適期でしたが、参入表明が8月12日で準備期間を要したため、植付が8月下旬と遅れ、秋の低温がひびき、標準収穫量の苗1本当り4個以上が大幅に落ち込み1個となり苦い初収穫となりましたが、次回の春植えに向けて大きな踏み台になったと喜んでおります。又、販路も地元保育園児による収穫体験で持ち帰ってもらったり、地元住民のイベントに寄付、市役所職員に注文をもらい残りはJAおおぞらに引き取ってもらいました。
 今回の農業参入で現時点ではカボチャそのものより、現場担当者の農業への関心が深まった事です。作業終了後、自分たちで野菜の種を買って、ネギ、大根、ほうれん草等を作りましたが、品質などは見るに見兼ねる出来栄えではありましたが、他従業員に配る光景にはほのぼのとした気持ちにさせられました。近隣農家の方々とも会話をしたり、可愛がられている様子には有り難く思っております。

参入を目指す企業へアドバイス

 まだ、アドバイスをする立場にはありませんが、従事者にまず、農業の楽しさを与えられる経営が重要ポイントと思います。

将来はこんな農業をめざします!

 今後は、ハウス栽培も視野に入れて、能登野菜というブランドを目指して地域住民とコミュニケーションを図り、楽しい農業経営に取り組んで行きます。

農業分野の担当者から一言

 参入初年度ということで、まったくの素人で、県奥能登農林事務所、JAおおぞら各位からの親切な指導のもと、雨風にも悩まされ、収穫量こそ大幅に落ちましたが次への自信に繋がったと思います。数年後には、その畑と気候に合った作物づくりに挑戦してみたいと思います。また、他の農業施設等も視察して更なる農業技術を身に付けたいと思います。

農林総合事務所所長より一言

 (有)清廣園緑化は、21年8月からの農業参入であり、まだ抑制かぼちゃ1作だけの取組状況です。かぼちゃでも比較的栽培の難しい抑制作で、しかも、作付けの遅れもあり、大変ご苦労されたのではと思います。
 しかし、地元保育園児の収穫体験等地域との結びつきも大切にされており、地域への貢献は大きいものと思います。今後の取組みを、農林総合事務所も応援していきます。

菅野農林総合事務所長

有限会社清廣園緑化(輪島市)【PDF:1.5MB】

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