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経営像を描く

 仕事として農業を始めたい方の目的は、単に「就農すること」でなく、「農業で生活すること」のはずですから、就農のためのプランだけでなく、どのような農業経営を行っていくかという経営ビジョンについても同時に考えていくことが大切です。自らの夢、用意できる資金、労働力など、いろいろなことを考慮しながら具体的に計画していきましょう。コーディネーターともよく相談し、よりよい経営像が描けるよう頑張りたいものです。

1)作目を決める

 農業と一口にいっても、実際に行われている農業は多種多様です。大別すると、土地を耕して種をまき、作物を育てる「耕種農業」と、家畜を育てて肉や乳などを生産する「畜産」とがあります。

①耕種農業

 

 米や麦・大豆などの穀物、野菜のほか、果実、花など、たくさんの作目があります。耕種農業の場合、収穫の時期は一年のうちの限られた期間となるので、収入計画なども頭に描きながら何を栽培するかを考えましょう。
 

②畜産

 

 畜産には、乳牛を飼育して牛乳を生産する酪農のほかに内用牛、養豚、養鶏などがあります。畜産を始めるには、飼育施設や家畜の購入などに耕種農業を上回る初期投資が必要となります。また、動物を育てるわけですから、1年365日、休むことなく働かなければならないことへの認識も大切です。鶏か豚か牛か、何を選ぶにしても慎重に検討しましょう。

 作目を決めるときは、初期投資額や労働力、技術力、産地(栽培適地)、所得率など、将来性を十分に考慮し、自分の条件(年齢/体力/資金/営農可能年数など)に合った作目を選んでいきます。就農予定地周辺にまだ栽培されていない新品目などは、コーディネーターやチューターに相談したり、専門家に話を聞いたりするとよいでしょう。また、就農予定地周辺ではどんな作目を栽培しているのか、地域の農林総合事務所、市町役場などで情報を得ておくと便利です。産地の部会(JA)などにあらかじめ加入しておくと、技術指導や空き施設紹介などが受けられることもあります。

2)方法を選ぶ

 農法には、おもに次の3つがあります。

①慣行農業

 

 化学肥料や農薬などを使って行う通常の栽培方法
 

②減農薬・減化学肥料栽培

 

 慣行農業よりも農薬などを一定の割合以上減らして栽培する方法
 

③有機農業

 

 化学肥料も農薬もまったく使用しない栽培方法
 

 さらに野菜や花の場合、「露地栽培」(畑)にするか「施設栽培」(ハウス)にするかを検討する必要があります。どんな農業をやりたいのか、自分の経営ビジョンと現実の能力などをしっかり見極めつつ農法を選びましょう。 また、経営のスタイルについても熟慮しなければなりません。一つの作目を専門に行う「単一経営」か、それとも複数を組み合わせた「複合経営」か、家族経営か共同経営か、効率やリスクなども考えて決定しましょう。

3)家族などの同意

 就農の際の心の支えとなるのが、家族の応援です。農業を志す本人には就農にかける熱意があり、多少のことも我慢できるでしょうが、家族の不安は想像以上に大きいはずです。

 就農候補地がある程度絞られてきたら、家族もいっしょに現地を訪れ、理解を深めてもらうよう努めましょう。それは、一緒に移住して農業を始める家族だけでなく、別居している両親などにもあてはまります。「農業を始めること」への良き理解者となってもらい、応援をお願いしましょう。

 また、就農の気持ちが固まった段階で、親戚や友人、知人などに広く宣言してみるのもいいかもしれません。農地や農機などに関する耳寄りな情報が得られることもありますし、真摯な態度で夢の実現をめざす姿が共感を呼び、良き応援団、最初の顧客となってくれる可能性も期待できます。より多くの支援者や理解者を獲得できるよう頑張りましょう。

★新規就農者チェックリスト(PDF)

 

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