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HOME農業を始めてみたい方へ農業を始めるには農地、機械・施設、住居を用意する
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農地、機械・施設、住居を用意する

1)農地を見つける

 新たに農業を始めるには、農地を買うか、あるいは借りるかしなければならず、最近は借りるのが主流となっています。農地の貸借は農地の持ち主と借り手の合意で成立しますが、持ち主の農地への思いが強く、「地元のしきたりをよく知る、信頼できる人にしか貸したくない」というケースが多く見られ、実際に空き農地があっても新規就農者が条件に見合う農地を見つけるのは容易ではありません。
「相手をよく知ってから貸したい」という持ち主もいるので、まず希望する地域で信頼関係を築くことが農地確保の近道かもしれません。借地で農業を始める場合、年間1~2万円/10a程度の借地料が求められます。
一方、農地を買う場合はかなりまとまった費用が必要になります。石川県内の例をあげると、高いところでは2,500万円/10a(野々市市)、安いところでは40万円/10a(輪島市)とずいぶん開きがあり、県平均の農地売買価格は、田が145万円/10a程度、畑が76万円/10a程度(平成18年度調べ)となっています。
農地の購入には融資制度も可能ですが、保証人の確保や将来の償還計画なども十分考えておかなければならないでしょう。
一般的な土地取引のルールに加えて、農地法などの要件を満たす必要もあります。市町の農業委員会がその事務を行っているので相談してみましょう。
石川県農業開発公社では、河北潟干拓地・能登農地開発地といった公社所有地の売り渡しや貸付けを行っています。

●畑地の買取りができる方は

●河北潟干拓農地

畑地の売渡価格(平成27年3月末現在、1筆(60a)当たり)
現在必要な金額 約882万円(農業開発公社への支払い)
今後必要な金額(H28年度まで) 年平均千円~数百円(河北潟干拓土地改良区への支払い)
合  計 約883万円
売渡対象面積(普通畑、平成27年3月末現在)
金沢市 津幡町 かほく市 内灘町
5.4ha 67.5ha 46.3ha 82.5ha

 

●能登農地開発地

※詳しくは、(一社)石川県農業開発公社にお問い合わせください。
TEL 076-256-5111

 

2)機械・設備を用意する

 営農を始めるには、農業で生計を立てられる規模の営農施設や農機具が不可欠ですが、それには多額の資金が必要になります。できるだけ自己資金を用意し、借金は最低限に抑えることが望ましいでしょう。ただし、ハウスや大型農業機械など多額の購入資金がいるものには、無利子や低利の融資制度(ローン)を活用することも一つの方法です。また、中古の施設や機械を利用し、初期投資をできる限り抑える方法もありますが、中古の機械についてはすぐ故障するものもあるので気をつけましょう。また、鎌(かま)や鍬(くわ)などの小農具や資材も予想以上にお金がかかります。「主な農業施設・農業機械の価格表一覧(目安)」を参考に、プランを立ててみてください。

 

★農業施設・農業機械の価格表一覧(目安)(PDF)

 

 

3)住居を用意する

 農村部では住宅情報を不動産屋から気軽に得ることは難しく、就農候補地の役所などに紹介してもらうのが一般的です。最近はインターネットによる情報発信も増加しています。

①住宅情報

 住居を新築すると多額のお金がいるので、当面は空き家や公的住宅を探して入居するといいでしょう。農村部では都市部のように容易に不動産情報が手に入らず、就農候補地の役場・市役所に仲介してもらうことが多いようです。
中には、研修を受け入れている農家や農業法人もありますから、研修生活を送りながら地域と信頼関係を結んでいくという方法も考えられます。最近はインターネットによる貸家情報なども増えてきています。

 

②空き家を借りる

 過疎化が進んで空き家が増えてはいるものの、それらの賃貸や売買に積極的な所有者はまだ少なく、市町でも情報を把握しきれていません。アパート・マンションや分譲住宅などと違い、農家の空き家は賃貸・売買を目的に建てられてはおらず、所有者の「いい人にしか使ってほしくない」という思いが妨げとなり、なかなか空き家に住めないのが現状です。
また空き家の状態も、即入居できるものから廃屋に近いものまでさまざまです。空き家期間が長引いている住居は水回りを中心に傷みがひどいことが多かったり、築年数の古い住居だと電気配線や容量に不都合がある場合も少なくありません。自分の目でよく確かめ、補修費用がどのくらい必要かも十分検討しましょう。実際、住居の修繕に思わぬ出費を強いられた例もよく見受けられます。
石川県でも定住促進策として空き家情報を発信していますが、該当の市町に最新情報を問い合わせることをお勧めします。ただ、住居が見つかるまでに時間がかかることも多いので早めに準備しておきましょう。現地調査をしっかり行い、トラブルの起こらないよう気をつけてください。

 

③公的住宅について

 公的な住宅は月額5,000円~60,000円程度の家賃で入居できる上に補修費用なども必要なく、中山間の農村地域でも数多く整備されています。ただ、若い方を中心に需要が多くて空きが少ないことが難点です。一定の入居条件が課せられており、サラリーマン時代に収入の多かった方や独身者などは入居できないこともあります。
公的住宅の入居基準や家賃、間取り、募集状況などに関しては、各市町や石川県建築住宅総合センターへお問い合わせください。なお、入居申込みには世帯全員の住民票や所得証明書のほか、保証人も必要となります。

 

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